中日・根尾 オープン戦初先発で4回5安打1失点 毎回走者背負い…好守にも助けられ、ピンチしのぐ

2024年02月24日 14:06

野球

中日・根尾 オープン戦初先発で4回5安打1失点 毎回走者背負い…好守にも助けられ、ピンチしのぐ
<中・楽>中日先発の根尾(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【オープン戦   中日-楽天 ( 2024年2月24日    北谷 )】 中日の根尾昂投手(23)が24日、楽天とのオープン戦に先発。4回5安打1失点だった。5回から2番手で小笠原慎之介投手が登板した。
 初回は先頭の小深田に右前打を許すなどして1死三塁のピンチ。3番・平良を中飛に打ち取ると、浅村と大阪桐蔭の先輩・後輩対決を迎えた。甘く入った直球を中前に運ばれて適時打を許した。続く岡島は遊ゴロに抑えた。

 2回は2死まで追い込んで太田に右中間二塁打を許したが、後続を断って無失点。

 3回は先頭の小深田に右前打を許すと、再び1死三塁のピンチを背負った。それでも続く平良の安打性の打球を二塁・村松が横っ飛びで好捕。バックにも助けられた。浅村に四球を許し、一、三塁から岡島を左飛に抑えてしのいだ。

 4回はフランコを中飛、茂木を二ゴロと2死としながら、一、二塁。続く小深田に中前へ落ちそうな打球を打たれたが、中堅・三好がダイビングキャッチして無失点で乗り切った。制球に苦しみ、ボール先行になりながら67球を力投した。

 楽天は田中将大が先発し、投げ合いとなった。

 根尾は今季、投手転向後、初めての1軍キャンプスタート。17日の練習試合・DeNA戦で今春実戦初登板し、3回パーフェクトの快投を見せた。ストライク先行のテンポのいい投球で相手打線を寄せ付けず、2回先頭の新人ながら4番に抜てきされた井上(四国・徳島)をフォークで空振り三振に仕留めるなど、圧巻の内容だった。

 今季の中日先発陣は柳、小笠原が柱で涌井、大野、高橋宏ら実力者ぞろい。6番目の枠は梅津、メヒアらが争う構図ながら、梅津は右肘手術明けで登板間隔を空ける方針で割り込む余地はある。現状は先発7、8番手の序列でも潜在能力は折り紙付き。ローテ入りへアピールを続ける。

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