阪神が1安打敗戦…岡田監督は「ええチャンスやったのに」と若手のアピール不足に不満のぞかせる

2024年02月24日 16:45

野球

阪神が1安打敗戦…岡田監督は「ええチャンスやったのに」と若手のアピール不足に不満のぞかせる
<オープン戦 ヤ・神>9回、厳しい戦況を見守る岡田監督(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【オープン戦   阪神0-1ヤクルト ( 2024年2月24日    浦添 )】 阪神がヤクルトにわずか1安打の無得点で、オープン戦連敗を喫した。
 初回に失点しないことが持ち味の先発・村上は初回無死一、三塁から併殺の間に先制された。打線は石川、木沢、石山の前に5回まで無安打に封じ込まれた。6回先頭の熊谷が中前打を放ったが、この1安打だけ。主力組に代わり小野寺、井上、野口ら期待の若手がスタメン起用されたが、アピールできなかった。岡田監督も「ええチャンスやったのに」と若手のアピール不足を嘆いた。以下は一問一答。

 ――村上の投球は。
 「おーん。ヒット2本打たれたとき、きのうのまたアレかな思うたけど、まあ1点でよかった」

 ――本人は試したいことを試せたと。キャンプ通じて去年と変わらないのか。ず
 「キャンプ通じてというか、ブルペンでも去年と遜色ないようなボールを投げとるから、ある程度はな。抑えられると思うけど、まだまだや。きょうが初めて3イニングやから」

 ――及川は先発の準備として3イニング。
 「まあ、そういうことやろうな」

 ――及川は実戦でいい投球を続けている。
 「それは見ての通り、今日も良かったし」

 ――村上は逆算はまだ先か。
 「いや、そんなんは全然、してない」

 ――次はイニングを伸ばすか。
 「まあイニングを伸ばすって、3回を投げたら次は5回やろ。そんなん、だいたいの流れやからな。今度は甲子園になると思うけどな。甲子園では5試合あるからな。みんなだいたい1回は投げておかんとな、マウンドでな。その後、甲子園になかなか帰ってけえへんからな」

 ――野手は若い方を先に出した。
 「そうや、逆にしたんや。ちょっとなあ、交代して、後で出るやつのありがたみをわからせようと思ったやけどな。後から出て行くとなかなか後から出ても打てんやろ? え? 他の代わったやつな、いつもと逆やけどな、それだけ難しいということよ。1打席いうのはな、準備しかりなあ」

 ――結果的に1軍クラスの投手との対戦に。
 「そうや。あとはちょっと中継ぎと当たるしなあ。いつも先発陣しか当たらんからなあ、先行くとなあ。そういう意味ではな、だいぶまた違ったピッチャーと当たるしなあ」

 ――野口、井上も結果残したかった。
 「いやいや、だってもうあとこれ1試合やからなあ。これ終わったらもうな、だから、1、2軍両方でゲームあるから、そやで。今22人もおるんやから、4人も5人も下にいかなあかんやろ。それはみんな分かってると思うからな。今日なんかええチャンスやったけど、その辺やわなあ。まあもう、明日は普通通りに行くからな。なかなかなあ、1軍と2軍で両方とも試合あるからな、2日から。そら別れなあかんやん。今こっちに22人もおるんやから、だいたいそないして何人かは行かなあかんわけやからな。それはみんな分かっとると思うけどな」

 ――明日は誰かファームに。
 「いや、もういかん、こっちおる。下もあれやろ、キャッチャーもおらんし7回でもええと言うてるけどな。そんなゲームできへんで、そらはっきり言って」

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