耐久が智弁和歌山に大敗、12失点の冷水「0点に近い」初の聖地前に課題確認

2024年03月03日 14:27

野球

耐久が智弁和歌山に大敗、12失点の冷水「0点に近い」初の聖地前に課題確認
<耐久・智弁和歌山>先発した耐久・冷水(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【高校野球練習試合   耐久5―12智弁和歌山 ( 2024年3月3日    智弁和歌山G )】 今春選抜に出場する耐久(和歌山)が3日、智弁和歌山(和歌山)と練習試合を行い、5―12で敗れた。
 今春初めて対外試合に登板した最速142キロ右腕の冷水(しみず)孝輔(2年)は、6イニングで13安打を集められて計12失点と崩れた。

 「0点に近いような内容でした。指にかかった球がなく、下半身にも力が入らなかった。投げている感覚がないような感じでした」

 初回は先頭打者に四球を与えながら無失点に切り抜けるも、2回に6安打を浴びて一挙5失点。4番・花田には3打席連続本塁打を献上するなど修正できなかった。

 2月中に体調不良に見舞われて1週間練習参加ができなかったため、調整はまだ途中段階と言える。「選抜までの2週間で状態を上げて良い感覚をつかみたい」と顔を上げた。

 一方の打線は、5回からの5イニングで5得点を挙げた。8回には無安打ながら2四球を選んで出塁すると、3盗塁やスクイズを絡めて2得点。持ち前の走力を生かした攻撃を披露した。

 井原正善監督は「終盤は落ち着いて攻撃ができたし、無安打でも得点につなげることができた。勝とうか負けようが、こういう強い相手との戦いに慣れていかないといけない」と今後を見据えた。

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