DeNA超異例!度会が、石上が「和牛JB」ダブル契約 平成の怪物もバウアーも愛用の逸品

2024年03月15日 03:45

野球

DeNA超異例!度会が、石上が「和牛JB」ダブル契約 平成の怪物もバウアーも愛用の逸品
グラブを手にする度会(撮影・島崎 忠彦) Photo By スポニチ
 DeNAドラフト1位・度会隆輝外野手(21=ENEOS)と、同4位・石上泰輝内野手(22=東洋大)が、「和牛JB」グラブを製造する「ボールパークドットコム社」(宮崎県宮崎市)とアドバイザリースタッフ契約を結んだことが14日、分かった。
 11年に活動を開始した同社と同契約を結ぶNPB選手は史上初で、それがDeNAの新人2選手という超異例の契約だ。

 和牛JBグラブは度会の横浜高の大先輩、「平成の怪物」松坂大輔氏(本紙評論家)や、昨季DeNAに所属したトレバー・バウアー投手も愛用した王道グラブ。宮崎県産の黒毛和牛を使用し、通常グラブより約80グラムほど軽量の約550グラムほどで、形崩れせず捕球時に硬球をソフトに包み込む。

 度会は「自分の思い描いたものを再現してくれる。自分を大切にしてくれるあたたかい会社です。ほれました!高校の大先輩の松坂さんも使用していたこともあり、うれしいです」と声を弾ませ、グラブとバットで契約を結んだ石上も「大学時代から愛用させて頂いておりました。凄く使いやすいです」と目を輝かせた。

 開幕スタメンを見据えた度会は、同グラブをプロ入り後から入念に試用してきた。契約は13日に結び、同社の山内康信社長も「社運を賭け、国内初契約を結ばせてもらいました。度会選手の技術、スター性にひかれ、石上選手の野球に取り組む姿勢に伸びしろを感じました。素晴らしい選手たちのサポートができてうれしく思います」と感無量の面持ちだ。

 度会はオープン戦8試合全て「1番・右翼」で先発し、打率・417と好調。球団では09年松本以来となる新人の「開幕1番」も決定的だ。石上も、ここ3試合で牧の代役として新人ながら「4番」に座るなど、存在感抜群。

 開幕は3月29日の本拠地広島戦。「平成の怪物」が、「サイ・ヤング賞右腕」が、心躍らせてきた「和牛JB」が、DeNAのルーキーズたちとともにハマスタでスタメンデビューする可能性は極めて高い。

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