選抜出場の阿南光が龍谷大平安とドロー 高橋監督は「今のうちの失敗なら大会で引き締まる」と不安なし

2024年03月15日 20:48

野球

選抜出場の阿南光が龍谷大平安とドロー 高橋監督は「今のうちの失敗なら大会で引き締まる」と不安なし
阿南光・吉岡は龍谷大平安との練習試合に先発し、6回を2失点も被安打3、6奪三振の好内容だった Photo By スポニチ
 【練習試合   阿南光3ー3龍谷大平安 ( 2024年3月15日    龍谷大平安ボールパーク )】 第96回選抜高校野球大会(18日から13日間・甲子園)に出場する阿南光(徳島)が京都の古豪・龍谷大平安と対戦して3―3で引き分けた。
 146キロ右腕・吉岡暖(はる)投手(3年)が先発し、6回を2失点。4回にバントヒットと2盗塁、吉岡の暴投などが絡んでの2失点だったが、高橋徳(あつし)監督は「今のうちに失敗したら大会で引き締まる。失敗してどうこうっていうのはない。このチームは負けて強くなってきたから、課題が見えたのは良かった」と気にしていない。

 打線は7回まで毎回安打して計9安打の3得点。「チャンスメークはできている。あとは1球に対する思い。大会では集中力も増しますので期待しています」と高橋監督は手応えを感じている。初戦は大会2日目第1試合で豊川(愛知)とぶつかる。「豊川さんは継投で来る可能性もある。そういう意味では龍谷大平安さんに5投手投げていただいた。いい経験をさせてもらいました」と打線の適応力にプラスになった試合だったと評価した。

 豊川には大会屈指の強打者モイセエフ・ニキータ外野手(3年)がいる。エース・吉岡は「僕がニキータ君を抑えることができれば勝てるかなと思ってて。正直、楽しみしかないですね」と聖地での対決に思いをはせていた。

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