日本ハム・福島が支配下即デビュー 152キロ&1回2Kに新庄監督「角度もあってコントロールもいい」

2024年03月15日 06:00

野球

日本ハム・福島が支配下即デビュー 152キロ&1回2Kに新庄監督「角度もあってコントロールもいい」
新庄監督(左)から贈られたスーツなどを身につけた福島(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【オープン戦   日本ハム4-4広島 ( 2024年3月14日    エスコン )】 高卒3年目の新星が、大スターへの一歩を踏み出した。1―2の7回。この日、支配下契約を結んだばかりの日本ハム・福島が、オープン戦で1軍初登板を果たした。自己最速にあと1キロに迫る最速152キロを計測し、1失点も1回で2奪三振。「緊張はありました」と振り返ったが、上々の支配下デビューを飾った。
 直球に無限大の可能性が詰まっていた。10球中9球が150キロ超。同学年の田村には甘く入ったフォークを右中間席へ運ばれたが、続く二俣、持丸からは直球主体に連続で空振り三振を奪った。平均球速は150・5キロ。新庄監督も「良いんじゃないですか。角度もあってコントロールもいい」と絶賛し、当面は1軍に同行させる方針を示した。

 試合前に行われた会見では、指揮官がサプライズで登場。約80万円の深緑を基調としたチェック柄のスーツと、サングラスをプレゼントされた。「これが似合う大スターになってほしい」という期待が込められたもの。20歳の右腕は「今は初めて対戦する打者も多いので、何回も対戦していった時にしっかり抑えられるように」と明るい未来を思い描いた。(清藤 駿太)

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