阪神・岡田監督「前に飛んだら1点やんか」 9回絶好機に空振り三振の佐藤輝に苦言 ドローで負け越し決定

2024年03月15日 21:37

野球

阪神・岡田監督「前に飛んだら1点やんか」 9回絶好機に空振り三振の佐藤輝に苦言 ドローで負け越し決定
<中・神>交代を告げにベンチから出る阪神・岡田監督(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【オープン戦   阪神0ー0中日 ( 2024年3月15日    バンテリンD )】 阪神打線は9回に抑えのマルティネスから森下、大山が連打し、無死一、三塁の勝ち越し機を作ったが、佐藤輝空振り三振、前川一直併殺で得点を奪えず、オープン戦負け越しが決まった。
 開幕投手に指名された青柳は6回を84球で4安打無失点。三塁を踏ませない投球で「3・29」開幕の巨人戦(東京ドーム)に向け、順調な仕上がりを見せた。

 本番想定で試合に臨んだ岡田監督も6回無死一、二塁で中野に初球にバントを指示したのをはじめ、7回には「まだテストやんか」と島本から右の代打に対して加治屋を投入するなど、公式戦同様の継投を見せた。最後のチャンスで空振り三振の佐藤輝には「前に飛んだら1点やんか。三振は何も起きない。空振りは。それだけのことや」と岡田監督は奮起を求めた。以下は一問一答。

 ――青柳は引き続き好調か。
 「そやなあ。6人ぐらい並ぶやろな。左。だいたい、そんなもんやろ。何とかな、左も抑えとったし」

 ――今年はクイックでも乱れない。
 「コントロールええいうてるやんか。キャンプからずっと」

 ――このまま調整してもらったら問題ない。
 「いやいや、だから、もう一回投げるやんか。それだけのことやんか。開幕いくんやから、今からそんなお前、代えられへん」

 ――きょうは球数は少なかったが、来週の京セラは、本番のように行けるところまで。
 「いやいや、そこまではいかんいかん。まあ、まだいけとったよ。きょうでも。6回でもなあ。後ろのピッチャーも投げささなアカンからなあ」

 ――7回の島本、加治屋の継投は。
 「昨日言うたやんか。右、左で変えるいうて。あの順番じゃないよ。そんなん決めてないわけやから」

 ――リリーフもしっかり投げた。
 「しっかり投げるいうか。ほんまはシーズンしっかり投げなあかん。今はまだテストやんか。このメンバーで右、左いくっていう」

 ――佐藤の状態は。
 「え? 新聞ですごい書いてるやんか。何本もスタンド入ってっていうて。そういうことやろ。そらお前、もう結果やから見たら分かるやんか。状態なんか。俺が言うより結果見とったらわかるやんか、ええか悪いか。練習でスタンド行っても一緒や言うことやろ、そんなの」

 ――9回は1点取りたかった。
 「そら打たなあかんやん(笑い)。前飛んだら1点や。何でもええやん、バット当たったらのう。そういうことやんか。スクイズで1点取りに行く?あっこで。ええ、お前、そんなな。どんな当たりでもバットに当てて前飛んだら何かが起きるけどな。三振は何も起きない。空振りは。それだけのことや」

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