楽天・今江監督初勝利を幸子夫人も祝福　長男の“予感”で急きょ仙台入りし歓喜の瞬間立ち会った

2024年04月01日 05:30

野球

楽天・今江監督初勝利を幸子夫人も祝福　長男の“予感”で急きょ仙台入りし歓喜の瞬間立ち会った — 今江監督と幸子夫人（幸子夫人提供） Photo By 提供写真

【パ・リーグ楽天4―3西武（ 2024年3月31日楽天モバイル）】楽天・今江監督の夫人、幸子さん（50）が、楽天モバイルパークで行われた開幕3戦目での初勝利の瞬間を見届けた。ロッテでの現役時代の04年に結婚し、ここまで献身的に支えてきた夫人が、記念すべき監督初勝利を受けてスポニチ本紙に祝福のメッセージを寄せた。

　パパ、初勝利おめでとう。勝利の瞬間はファンの方々とハイタッチして、ウルッときてしまいました。実は2戦目の後、帰京したのですが、4月から大学生になる息子の陸斗と「今日勝つ気がしない？」と話し、新幹線に飛び乗って3回くらいに球場に着きました。監督初勝利に立ち会えるのは2度とない。主人も試合後に「本当に来たんだ」と、ビックリしていました。

　監督就任の話を聞いたときは本当に驚きました。現役引退後、“いずれはそうなりたいね”という話はしていましたが、まだ早いなと。大変な仕事で、簡単に引き受けられるものではない。ですが、自分から手を挙げてやれるものでもない。断る理由があるのかな、とも感じました。

　家では息子とよく野球の話をしています。息子が“あの選手いいらしいよ。次のドラフトで獲ればいいじゃん”とか。息子のお友達とも話しますし、若い子が何に興味があり、どんな生活を好むとか、なんとなく選手と接する際に生かせているんじゃないかな。息子が大学生になり時間に余裕もできるので本拠地の試合は極力、足を運ぼうと思います。ただ、一人の時間が心地いい時もあるでしょうし、なんとなく人のぬくもりがほしい時もあるはず。日々の会話で感じながらサポートしたいです。

　オープン戦期間中には“手料理が食べたいから、よろしく”と連絡がきました。監督になり会食の機会が増え、家でゆっくりしたい気持ちもあるんだと思います。年齢を重ね、肉よりも魚と煮物のような和食を好んで食べていますね。現役時代から大好物は鶏手羽大根。それ以外の料理がないのかと思われるぐらい、ずっと変わらない（笑い）。

　就任した時に“大変だけど頑張っていこう”という話をしました。主人が心地よく野球ができるように、東北の皆さん、応援してくださるファンの方々と素晴らしい景色を見られるように、一緒に戦う。そんな心境です。