大谷翔平は4打数1安打 第3打席で“球団最速安打”時速186キロの二塁打 チームも鮮やか逆転勝利

2024年04月01日 10:51

野球

大谷翔平は4打数1安打 第3打席で“球団最速安打”時速186キロの二塁打 チームも鮮やか逆転勝利
6回に二塁打を放ちポーズを決める大谷(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   ドジャース5-4カージナルス ( 2024年3月31日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が3月31日(日本時間4月1日)、本拠地でのカージナルス戦に「2番・DH」で先発出場。4打数1安打で2戦連続ヒットをマークし、チームも逆転勝利した。
 初回1死の第1打席は、2ボール2ストライクからの5球目、相手先発・マッツの外角球を見送ったが球審はストライク判定。思わず天を仰いで右手をあげて悔しがる素振りを見せた。

 3回2死一塁の第2打席も外角球を見送ったがストライク判定に首をかしげる場面も。際どい判定が続き最後は空振り三振に倒れ、2打席連続三振を喫した。

 それでも6回、先頭で打席に入ると1ストライクからの2球目、高めチェンジアップを振り抜き、右翼線へのエンタイトル二塁打とし、相手左腕との3度目の対戦でようやく快音を響かせた。この二塁打は打球速度115・8マイル(約186・3キロ)を計測した。

 大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者が自身のX(旧ツイッター)で、大谷の二塁打について、2015年に導入したスタットキャストでドジャースでは17年4月4日のヤシエル・プイグの放った116.0マイル(約186・7キロ)のゴロに次いで球団2番目の速さと紹介。「つまり、最速の安打だ」と球団の安打では史上最速と記した。

 7回2死の第4打席は相手3番手・パランテに投ゴロに打ち取られ、4打数1安打だった。

 打線は4点を追う6回に大谷の二塁打をきっかけに2点を返すと、8回にはT・ヘルナンデスのソロで1点差。さらに1死二塁からマンシーが逆転2ランを放ち、終盤に試合をひっくり返して勝利した。

 チームは本拠地開幕4連戦を3勝1敗で終えた。

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