逆転2ランのド軍マンシー「2日連続、チームは決して諦めなかった」ベンチスタートも「準備はできていた」

2024年04月01日 13:38

野球

逆転2ランのド軍マンシー「2日連続、チームは決して諦めなかった」ベンチスタートも「準備はできていた」
8回に逆転2ランを放ったマンシー(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   ドジャース5-4カージナルス ( 2024年3月31日    ロサンゼルス )】 ドジャースは3月31日(日本時間4月1日)、本拠地でのカージナルス戦に逆転勝利。本拠開幕戦を3勝1敗と勝ち越して終えた。
 2-4の8回、T・ヘルナンデスのソロで1点差に迫ると、1死二塁からマンシーが継投したばかりの左腕・キングの内角スライダーを捉え、右中間席へ逆転2ランを放ち、終盤に試合をひっくり返して勝利を収めた。

 この日はベンチスタートだったが、6回1死一、二塁から代打で出場し、この打席も右前打を放って満塁に好機をひろげ、追加点に貢献した。

 鮮やかな逆転勝利に試合後は「楽しいよ。2日連続、チームは決して諦めなかった。昨夜は負けたかもしれないけれど、投手を何人か起用させ、重要な場面に出てくる左腕を2日連続で投げさせた。そうすることで仕事はより容易になる。気づかない人も多いかもしれないが、そういったことに私たちは誇りを持っている。毎晩戦うことがシリーズの中で助けになる」と前日30日の同戦は敗れたものの、ドジャース打線の粘りによりカージナルスベンチが救援左腕のロメロを29、30日と2戦連続で登板させるなど、大事な投手を起用したことから、この日は勝負所で使うことができなかったのも勝因の1つとした。

 また、途中出場にも「このチームはずっとそういう(選手層の厚い)チームだ。翔平、フレディ、ムーキー以外の選手は、オフ(ベンチ登場)だとしてもオフだとは限らず、準備していなければいけない」と準備の大切さを訴え「先発投手が代わったら、そこから楽しくなる。ブルペンから投手が出てくると、ベンチメンバーが動き出し、どんな状況が訪れてもいいように準備する。言われなくてもみんな準備ができているというのは楽しいものだ」とベンチメンバー全員が同じ気持ちと強調。「(今日は)僕の名前が呼ばれ、幸いにも準備はできていた」と胸を張った。

 100勝した昨季はナ・リーグ2位の249本塁打を記録。今季は6試合で10本塁打とシーズン162試合に換算すると、270発ペースとなっている。昨季以上の数字をマークするか問われると「私たちはそのことを気にしていない」ときっぱり。「考えているのはいい打撃をすること。過程をしっかりさせ、いい結果が出ることを望む。チームの勝利が最優先だ」と記録よりも勝利優先でチームが動いていると語った。

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