阪神・桐敷が理想に掲げる2人のメジャー腕 サバシアを見て育った24歳は今、フリードの3球を志向する

2024年04月01日 05:15

野球

阪神・桐敷が理想に掲げる2人のメジャー腕 サバシアを見て育った24歳は今、フリードの3球を志向する
<巨・神> ウイニングボールは平田ヘッド(左)から勝利投手の阪神・桐敷に渡される(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神5ー0巨人 ( 2024年3月31日    東京D )】 <記者フリートーク 阪神担当・遠藤 礼>
 今春キャンプ中、桐敷の口から「サバシア」のワードが出て驚いたのを覚えている。「小学校の時、サバシアの投げ方をまねしてたんですよ」。C・C・サバシアは通算251勝を誇るメジャー屈指の左腕。実は小学生の頃、松井秀喜氏が中軸に座りワールドシリーズを制覇した09年のヤンキースに夢中になっていたそうだ。

 「ジーター、デーモン…あの時のスタメンは全部言えます。サバシアはエースで、自分の父が“良い投げ方をしてるから”と言われて見てました」

 サバシアを見て育った24歳が、いま動画を見返しているのが現ブレーブスのエース左腕・フリード。「世界一無駄のない3球」として21年のワールドシリーズでアストロズのグリエルを寸分の狂いもない低めの直球3球で見逃し三振に仕留め世界一に貢献した。「あの動画は結構、見てるんです。あれは本当に凄すぎますけど、理想ですよね」。メジャーを代表する2人の左腕を“手本”に高みを目指す。(阪神担当・遠藤 礼)

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