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逆襲のパナソニック再現へ、金森監督「去年もここから」 2年連続都市対抗へ「2番・ダンテ」らに期待

2024年05月31日 19:36

野球

逆襲のパナソニック再現へ、金森監督「去年もここから」 2年連続都市対抗へ「2番・ダンテ」らに期待
<パナソニック・NTT西日本>伝令を終えてベンチに戻るパナソニック・金森監督(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【都市対抗野球近畿地区第3代表決定トーナメント1回戦   パナソニック2ー8NTT西日本 ( 2024年5月31日    大阪シティ信用金庫スタジアム )】 パナソニックが近畿地区第3代表決定トーナメント1回戦でNTT西日本に敗れ、第4代表決定戦に回ることになった。
 初回2死満塁から6番・小峰聡志の押し出し死球で先制するも、相手先発の伊原陵人から7イニング1得点のみと攻略できずに終わった。

 本戦出場には最低でも3連勝が絶対条件。窮地に追い込まれた中、元日本ハム、ロッテの金森敬之監督は「もうあとがない。去年は、ここから都市対抗に行った。必死にくる相手の気持ちを全員で上回れるように仕切り直し、やれることを精一杯やる。全員で“東京に行こう”と話している。厳しい戦いは続くが、可能性がある限り前を向いてやっていきたい」と顔を上げた。

 昨年は第4代表決定トーナメントで4連勝し、2年ぶり56度目の本戦出場を決めた。昨年同様の逆襲再現へ、打開策はある。

 中軸での起用が続いていた山本ダンテ武蔵を「2番・DH」で起用した。山本は2番抜てきに応えようと、同点の5回2死無走者で左翼線への二塁打を放ち、つなぎの役割を果たした。

 2番起用について、同監督は「何でもできる打者。1打席でも多く回したいし、チャンスメイクもできる。何かを変えていかないと、同じままではいけないとコーチと話しながらやっている」と信頼を寄せた。

 プロ注目右腕の定本拓真は、1―5の6回2死一、二塁から3番手として登板し、2回3安打3失点に終わった。同監督は「プロを目指している投手なので、ああいう場面で抑えてくれると期待している」と奮起を促した。

 土壇場から、中心選手が力を合わせて2年連続の本戦出場を目指す。

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