大野豊氏 信頼の厚い広島救援陣がまさかの乱調…失点した矢崎と塹江の反省点は先頭打者の出塁を許したこと

2024年05月31日 06:00

野球

大野豊氏 信頼の厚い広島救援陣がまさかの乱調…失点した矢崎と塹江の反省点は先頭打者の出塁を許したこと
大野豊氏 Photo By スポニチ
 【交流戦   広島2ー8オリックス ( 2024年5月30日    マツダ )】 【大野豊 視点】信頼の厚い広島の救援陣がまさかの乱調で逆転負け。長いシーズンでは、こういったこともあるが、反省すべき点もある。7回に登板して失点した矢崎と塹江に共通するのは先頭打者の出塁を許したこと。救援陣は短いイニングでの勝負だけに、余計に“入り方”が重要だった。守備の乱れがあった野手陣も含めてやるべきことができなかったと認識し、次回以降に生かさないといけない。
 中11日で先発した九里は石原と3年ぶりのバッテリーを組んで6回無失点の力投。いつも以上に慎重かつ丁寧な投球によって球数を要したが、よく投げた。また、コンビを組む可能性もあるだけに良い悪いを精査することも必要。ただ、自ら2打点を挙げただけに何とか勝たしてあげたかったというのが本音だ。

 31日からはパ・リーグ首位のソフトバンクとの3連戦。嫌な流れで連勝が止まった後だけに連敗だけは避けたい。その意味でも初戦が大事になる。(スポニチ本紙評論家)

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