カブス・今永 まさか7失点初黒星 快進撃止まった 5回途中KOで防御率も3位転落

2024年05月31日 01:30

野球

カブス・今永 まさか7失点初黒星 快進撃止まった 5回途中KOで防御率も3位転落
<ブルワーズ・カブス>初黒星を喫したカブス・今永(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   カブス6-10ブルワーズ ( 2024年5月29日    ミルウォーキー )】 ついに快進撃が止まった。カブス・今永が、敵地でのブルワーズ戦に先発。2本塁打を浴びるなど、いずれもメジャーワーストの8安打7失点で初黒星を喫した。
 「今までと違って、チェンジアップがあまり決まらなかった。投げ切った球でもしっかり対応された。僕も良い球を投げ続けることができなかった」

 立ち上がりに自慢の直球を痛打された。初回1死二塁からイエリチに先制2ラン。「高め真っすぐで中飛かファウルにしたかったが、甘いコースだった」。3回は1死一、三塁からアダメズに中前適時打、サンチェスに左翼線2点二塁打、さらにパーキンスに左中間2ランと、いずれもスプリットを捉えられた。この回計5点。前回登板までの9試合で7失点が、この日だけで同じ7失点となった。

 登板予定だった24日のカージナルス戦が雨天中止。中10日での登板には「完全に回復した。特に問題はなかった」と言い訳にはしなかった。

 日本投手タイとなるデビュー6連勝はならず、メジャートップだった防御率0・84は同3位の1・86。それでもクレイグ・カウンセル監督は「歴史的なスタートは終わったが、素晴らしいスタートはまだ続いている」と信頼は変わらない。

 今永は「心の不安を解消して、その不安を考えず、次の試合に臨むことが大事」と気持ちを切り替えた。

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