ソフトバンク生海が「左側頭葉脳挫傷」で競技復帰まで1年~1年半の見込み 今オフ打撃練習中に打球直撃

2024年05月31日 14:17

野球

ソフトバンク生海が「左側頭葉脳挫傷」で競技復帰まで1年~1年半の見込み 今オフ打撃練習中に打球直撃
ソフトバンクの生海 Photo By スポニチ
 ソフトバンクは5月31日、生海外野手(23)が「左側頭葉(そくとうよう)脳挫傷」の診断で競技復帰まで1年~1年半の見込みであると発表した。同日の広島戦前に球団の広報室長とチーム戦略室担当者が対応し、説明した。生海は球団を通じコメントを出した。
  「診断を受け、状況を聞いたときにはショックでしたが、家族からの“またプレーする姿を見たい”という言葉と自身としても、これで終われないという気持ちがあり、リハビリを決断しました。奥さんのお腹には子どももいますし、プロ野球選手として復帰して元気な姿を見せたいという思いもあります。長くつらいリハビリになることは分かっていますが、同じような状況にある人がいれば、その人たちに勇気を与えることもできるかもしれません。今は体調が万全な日ばかりではないですが気持ちは前向きです。球団やスタッフの皆さんに支えてもらいながら、これからリハビリに励みたいと思います」(原文まま)

 生海は、オフ時期の1月3日に球団施設内での自主トレ中の打撃練習で左の側頭部に打球が当たった。左頬骨の骨折もあって緊急搬送された後に入院。1月26日に改めて病院を受診し、現病状名の診断を受けていた。

 すでに筑後ファーム施設でのリハビリ組にて有酸素運動から活動を再開させている。担当主治医とNPBの医事委員会の正式な見解を受けて、5月末の公表となった。

 福岡県出身の生海は九州国際大付から東北福祉大に進み、強打自慢の野手として22年ドラフト3位入団。昨季は13試合に出場し4安打し打率・200、0打点。10月のファーム日本選手権では4安打を放ち、優秀選手賞を獲得。小久保2軍監督の日本一の原動力となっていた。

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