巨人・山崎伊織 フォークに頼りすぎ痛恨押し出し四球 4回2死、小園にフルカウントから見極められる

2024年08月21日 05:30

野球

巨人・山崎伊織 フォークに頼りすぎ痛恨押し出し四球 4回2死、小園にフルカウントから見極められる
<巨・広>4回、小園は押し出し四球を選ぶ(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人3―8広島 ( 2024年8月20日    東京D )】 試合後、巨人・阿部監督は「そこが全て」と指摘した。山崎伊が投じた痛恨の一球で流れが決し、首位・広島と2ゲーム差に広がった。
 1―2の4回2死満塁。山崎伊は3番・小園にフルカウントからの7球目に低めのフォークを投じ、押し出し四球。続く末包、坂倉の連打で5点を失った。直前、無死満塁から秋山、野間を低めのフォークで空振り三振。小園も2球連続でフォークでバットに空を切らせたが追い込まれた相手は低めのフォークだけは振らないアプローチに変わった。1―2からフォークを2球連続で見極められ、内角直球を挟み最後も低めのフォーク。見逃され我慢比べに負けた。

 フォークに頼りすぎた結果、4回を今季ワースト7失点でKOとなった山崎伊は「役割を果たせなかった」と反省。杉内投手チーフコーチは「勝負にいった結果。三振、三振で来てるから、(三振が)欲しくなるよね」と投手心理を明かす。2年連続2桁に王手となる9勝目はならず、今後への課題が残った。(川島 毅洋)

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