菊池雄星“不敗神話”継続の7勝目 7回1失点、移籍後最多の毎回12K 移籍後登板試合はチーム6戦全勝

2024年09月01日 10:30

野球

菊池雄星“不敗神話”継続の7勝目 7回1失点、移籍後最多の毎回12K 移籍後登板試合はチーム6戦全勝
ロイヤルズ戦に先発したアストロズの菊池雄星(AP) Photo By AP
 【ア・リーグ   アストロズ5ー2ロイヤルズ ( 2024年8月31日    ヒューストン )】 アストロズの菊池雄星投手(33)が8月31日(日本時間9月1日)、本拠でのロイヤルズ戦に先発。移籍後最長となる7回を投げ、5安打1失点。移籍後最多の毎回12三振を奪う好投を見せ、8月13日(同14日)のレイズ戦以来となる7勝目をマークした。チームは菊池の好投で連勝を4に伸ばした。
 最高の立ち上がりだった、初回、先頭のガルシアを95マイル(約152.9キロ)の直球で空振り三振に仕留めると、この回をわずか9球で3者凡退。2回も無死から4番・デヨング、5番・フェルミンを連続三振に封じ、リズムをつかんだ。

 3回には1死から二塁打を許し、得点圏に走者を背負ったが、冷静に後続を断った。9番・イズベルを96マイル(約154,5キロ)直球で空振り三振、1番・ガルシアはカーブで見逃し三振と、完璧に封じてみせた。

 打線が6回、菊池の好投に大量援護で応えた。無死満塁からディアスの左前2点打で先制。さらに重盗後にペーニャが中越え2点三塁打を放つなど5点を先行した。

 先制直後の7回には1死から連打を浴び、1死一、三塁のピンチを迎えたが、ロフティンを遊ゴロに仕留め、併殺崩れでの失点のみにとどめた。今季最多タイの101球。気持ちのこもった熱投でチームを勝利へと導いた。

 前回登板の25日(同26日)オリオールズ戦では、5回2/3を3失点と力投。7勝目はならなかったが、自己最速98・8マイル(約159キロ)をマークし「出しにいこうとしていないのに出ている。バランスが良い証拠」と状態の良さを強調していた。

 7月下旬にブルージェイズからアストロズに加入。8月2日(同3日)のレイズ戦で新天地でのデビューを果たした。以降、6試合の登板で3勝。菊池が登板した試合で、チームは6勝全勝と“不敗神話”は継続した。地区優勝に向けてひた走るアストロズ。菊池が先発陣の欠かせない柱の1本となっている。

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