慶大・清原 プロ撃ちプロ入りアピール弾!日本ハム・稲葉2軍監督「お父さんの血を受け継いでいる」

2024年09月01日 05:00

野球

慶大・清原 プロ撃ちプロ入りアピール弾!日本ハム・稲葉2軍監督「お父さんの血を受け継いでいる」
<日本ハム・東京六大学選抜>6回、2ランを放つ慶大・清原(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【プロアマ交流戦   東京六大学選抜5-1日本ハム2軍 ( 2024年8月31日    エスコンF )】 東京六大学選抜と日本ハム2軍のプロアマ交流戦が31日に行われ、東京六大学選抜4番の慶大・清原正吾内野手(4年)が6回に左越え2ランを放った。
 「ホームランという形で結果に出たことはうれしい。本当に思い出に残る良い一本」

 父は西武、巨人などで525本塁打を放った清原和博氏。中学はバレーボール部、慶応高ではアメリカンフットボール部に所属し、慶大で野球を再開するまで6年のブランクがあった。それでも今春リーグ戦は「4番・一塁」で初のレギュラーを獲得し、一塁のベストナインを獲得。打率.269でチーム最多の7打点。2年時から練習試合では何本も柵越えを重ねてきたが、公式戦では一本もなく、「必ずホームランを打ちたい」とリーグ1号を誓っていた。

 今春は内角を徹底的に突かれ、フルスイングできない場面が目立った。スタンス、ステップ幅を狭め、体の回転で打つように修正。日本ハム育成の2年目左腕・山本晃の内角直球を捉え「やってきたことが成果として出た」と狙い通りだった。

 父の現役時代を知る日本ハム・稲葉2軍監督も「見事ですよね。あのインコースをあそこまで飛ばす。お父さんの血を受け継いでいる」と長距離砲としての才能を称えた。「皆に“持っているね”と言われたので、父親のDNAなんですかね」と清原。「まず秋に全てを懸けたい。タイミングが来た時に周りの方に相談して決めたい」と進路は熟考する考えだが、プロ志望も選択肢の一つ。確かな実力を示す一撃だった。

 ▼日本ハム・山本晃 やられたっす。完璧なホームランを打たれました。

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