巨人、鯉に離されん!降雨コールド勝ち 菅野自責0で13勝目 ミス続きの門脇が50日ぶり打点でV打

2024年09月01日 20:43

野球

巨人、鯉に離されん!降雨コールド勝ち 菅野自責0で13勝目 ミス続きの門脇が50日ぶり打点でV打
<神・巨>4回、大城の同点打で生還した岡本(右)を迎える巨人・阿部監督(撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人3―1阪神 ( 2024年9月1日    甲子園 )】 巨人は7回降雨コールドで阪神を下し、連敗を阻止。3月末の開幕カードを除くと、月が変わった初戦を今季初めて白星で飾り、今季最多タイの貯金13とした。
 甲子園では5月26日以来98日ぶりの白星で、連敗を4でストップ。甲子園での今季成績はこれで3勝7敗1分けとなった。

 初回1死一塁から菅野は森下を併殺性の遊ゴロに打ち取ったが、これを門脇がファンブルし、さらにボールを握り損なってオールセーフ。続く大山に右前適時打されて1点先制された。

 だが、4回に岡本和の二塁打でチャンスメークし、大城卓の左前適時打で同点。1―1で迎えた7回には大城卓、吉川の連打で無死一、二塁とし、門脇の中前適時打で2―1と勝ち越した。

 門脇は初回の失策で失点に絡み、4回にも悪送球して2失策目。7回は1ボールから2球連続スクイズ失敗のあとの4球目を叩いた勝ち越し適時打で、7月13日のDeNA戦(東京D)以来50日ぶりの打点となった。

 さらにこの回、続く小林が初球でセーフティースクイズを決めて貴重な追加点となる3点目。小林は6月30日の広島戦(東京D)以来63日ぶりの打点で、小林が今季挙げた7打点中5打点が菅野先発試合となった。

 そして、7回裏の阪神攻撃が終了した時点で、4回から降り続いていた雨が強くなり、試合が中断。結局、試合が再開されることはなく、巨人の7回降雨コールド勝ちとなった。

 先発右腕・菅野は7回で110球を投げ、7安打1失点(自責0)と好投し、チームの前半戦ラストマッチだった7月21日の中日戦(バンテリンD)から7戦負けなしの6連勝。リーグ単独トップの13勝目(2敗)を挙げ、11勝でリーグ2位タイの高橋宏(中日)、床田(広島)ら4投手に2勝差をつけた。

 また、菅野はこれで同一シーズンでは球団史上初となるビジター9連勝。さらにこの日の勝利はNPB通算134勝目で、133勝で並んでいた現投手コーチの内海哲也を抜いて球団歴代単独11位となった。通算135勝で球団歴代10位の江川卓までは「あと1勝」。
 

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