大谷翔平 第1打席は痛烈189キロ右前打 第2打席は進塁打でベッツの先制適時打おぜん立て

2024年09月03日 05:10

野球

大谷翔平 第1打席は痛烈189キロ右前打 第2打席は進塁打でベッツの先制適時打おぜん立て
初回、右前打を放つドジャース・大谷(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース-ダイヤモンドバックス ( 2024年9月2日    フェニックス )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席で2試合ぶりの安打を放った。
 初回の第1打席は左腕ロドリゲスとの対戦。カウント2―1から甘く入った内寄りのシンカーを捉えると、117.2マイル(約188.6キロ)の痛烈打球はあっという間に右前で弾んだ。しかし、続くベッツが二ゴロ併殺打に倒れて盗塁のチャンスはなかった。

 3回無死二塁の第2打席は内角へ執拗な攻めを受け、ヒヤリとする場面もあった。また、7球目をファウルした際には右膝に自打球がかすめて気にする仕草もあったが、8球目の外角スライダーを引っ張り込んで二ゴロで進塁打を放った。そして、ベッツが左前適時打を放って先制すると、右手中指骨折から復帰したフリーマンが今カード3本目の一発を放って加点した。

 大谷は今カード初戦となった8月30日のダイヤモンドバックス戦で2回に43個目の盗塁を決め、8回には43号ソロ。大リーグ史上初のシーズン43本塁打&43盗塁を達成した。8月31日の第2戦は初回に今季5本目となる先頭弾とする今季44号。2度目の満票MVPを獲得した昨季の本塁打数に並んだ。第3戦は4打数無安打、3三振で3試合ぶりの無安打に終わったが、2位との直接対決第4ラウンドで再び快音を響かせた。

 本塁打は2021年の自己最多46本塁打を上回る、年間51本ペース。50盗塁ペースの盗塁とともに大リーグ史上初の50本塁打&50盗塁へ着実に数字を積み重ねている。

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