日本ハム・江越 3日のソフトバンク戦から約5カ月ぶりに1軍再昇格

2024年09月03日 06:00

野球

日本ハム・江越 3日のソフトバンク戦から約5カ月ぶりに1軍再昇格
日本ハムの江越 Photo By スポニチ
 日本ハムの江越大賀外野手(31)が3日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)から約5カ月ぶりに1軍再昇格することが2日、決まった。阪神からトレードで加入した昨季は9年目で初の1軍完走も、今季は出場わずか4試合で2軍降格。腐らずにアピールを続けてきた男が、シーズン終盤でCS争いを続けるチームの力になる。
 今年4月7日の西武戦。江越は8回2死満塁で万波の代打で登場するも空振り三振に倒れた。試合後に2軍降格を告げられ、目を真っ赤にして本拠地を後にした。悔し涙を流したあの日から約5カ月――。失意のどん底からはい上がってきた鉄人が、ようやく1軍の舞台に帰ってくる。

 阪神からトレードで加入した昨季は100試合に出場し打率・180、5本塁打、13打点をマーク。4月には右手首と左肋骨を同時に骨折しながら強行出場を続け、9年目で初の1軍完走を達成した。オフは米トレーニング施設「ドライブライン」が東京で実施した動作解析を受けるなど、課題の打撃向上を図ってきた。

 キャンプから猛アピールを続け、今季も開幕1軍をつかんだ。しかし、開幕から出場4試合はいずれも途中出場。限られた出場機会で結果を残せず、移籍後初の2軍降格となった。それでも2軍では48試合に出場し打率・217、3本塁打、7打点をマーク。下を向くことなく、猛アピールを続けてきた。

 もう一度、巡ってきたチャンス。「自分が結果を残さないことには試合には出られない」と常々、江越は口にしてきた。与えられた出場機会を今度こそものにし、CS進出を狙うチームに貢献する。

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