【千賀滉大と一問一答】今季中に「戻れるように最大限の努力を」 リリーフ登板も「抵抗はない」

2024年09月03日 07:45

野球

【千賀滉大と一問一答】今季中に「戻れるように最大限の努力を」 リリーフ登板も「抵抗はない」
試合前、日米メディアに対応したメッツの 千賀滉大投手 (撮影・杉浦 大介通信員) Photo By スポニチ
 左ふくらはぎの肉離れのため60日間の負傷者リスト(IL)に入っているメッツの千賀滉大投手(31)が2日(日本時間3日)、ホームでのレッドソックス戦前にメディア対応した。千賀が報道陣に対応するのは7月27日、左ふくらはぎを痛めて以降では初めて。
 すでにキャッチボールも再開している右腕は回復が順調であると述べ、シーズン中の復帰に向けて意欲を示した。一問一答は以下の通り。

 ――今の状態は
 「順調に上がってきていると思いますし、遅れもなくスムーズにきている状況かなと思います」

 ――傾斜で投げ始めるのはいつ頃か
 「もうそろそろかなと思います。傾斜も平地でもそんなに進み具合に大きな影響はないので、平地で強く投げるのと、傾斜で軽く投げるのと、軽くでもいいですし、軽く傾斜に入るならいつでも入れるかなと思います」

 ――残り25試合。シーズン終わるまでに復帰できる自信は
 「100%とはもちろん言い切れないけれど、僕は戻れる日にちが決まっていますし、(シーズン)残り5試合で戻れると思うんですけど、そこで戻れるか戻れないかというところ。戻れるように最大限の努力をしていきたいと思う」

 ――球数やイニング的に先発で戻って来られるか
 「先発としても、じゃあいきなり5回、6回、投げれるかと言われたらその時間はないと思いますし、僕自身どうなるかももちろん分からないです。ただ思い切り投げれて1イニングでも多く投げれる準備をして帰ってくるっていうところは全員の共通ではあると思う。僕としては別にどこというよりか、とにかく1イニングでも多く投げられる準備をするっていうところに目標はあるので、そこを目指していこうかなと思っています」

 ――ブルペンから登板も構わないのか
 「僕自身それに対して抵抗はないですし、とにかく1イニングでも投げたいという気持ちはあります。まずは100%に戻さないとそこには立てないと思うので、そこに戻すようにしっかり日々、リハビリかなと思う」

 ――チームはプレーオフ狙える状況にいる。それも影響しているか
 「もちろんそうですし、チームの状況によって、最後の数試合がとても重要になってくるのは今の状況では間違いないと思います。100%じゃなかったら帰れないですし、とにかくまず帰れるように努力することが一番かなと思います」

 ――今の段階に戻ってくるまでどれだけ大変だったか
 「日常生活から大変でした。でも足を守るところに関してはしっかりできたと思っているので、その分、余計なダメージだったり、リハビリが遅くなるってところがなく、スムーズに来られていると思う。今のところは順調かなということと、とにかく僕がやらなくちゃいけないのは、今普通に練習を始めることではなく、100%で戻ることが大事だということです」

 ――現状はふくらはぎのリハビリか、スローイングの肩を戻すのどちらにフォーカスしているのか
 「ふくらはぎももちろん当てていますけど、正直投げる方にシフトしていいくらい脚の状態は順調です。とにかく肩、投げる方、身体のバランスが戻ってこないことには投げれないので、普通のただ歩ける人になるだけでは、それだけでは足りない。投げる方に比重を置いているかなという感じです」

 ――シーズン前は高い期待を背負っていた。フラストレーションは感じているか
 「その気持ちしかないですし、苦しい1年だったという言葉が一番しっくりくるかなと思っています」
 (ニューヨーク 杉浦大介通信員)

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