巨人グリフィン 4回2死まで完全投球も初被安打から痛恨失点 6回3安打2失点好投も打線の援護なし

2024年09月11日 19:56

野球

巨人グリフィン 4回2死まで完全投球も初被安打から痛恨失点 6回3安打2失点好投も打線の援護なし
<広・巨>巨人の先発・グリフィン(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―広島 ( 2024年9月11日    マツダ )】 巨人の来日2年目左腕、フォスター・グリフィン投手(29=米国)が11日の広島戦(マツダ)で今季17度目の先発登板。6回3安打2失点と好投するも打線の援護に恵まれず、来日1年目だった昨季の6勝を上回る今季7勝目を手にすることはできなかった。
 12試合連続で岸田とバッテリーを組んでマウンドへ。すると、3回まで完全投球という抜群の立ち上がりを見せた。

 だが、4回だった。この回も2死を取り、試合開始から打者11人連続アウトに。快調に飛ばしていたが、小園に2ストライクから右前打されて初安打を許すと二盗も決められ、続く堂林に三塁線を抜く適時二塁打を打たれてあっという間に1点先制された。

 味方打線が相手先発右腕・アドゥワに6回まで2安打に封じられ、二塁すら踏めないなか、グリフィンは0―1のまま6回もマウンドへ。

 1死から矢野を四球で塁に出すと、小園の右前打で一、三塁。ここで堂林に左犠飛を許して2点目を失い、この回を投げ切って降板となった。

 グリフィンの投球内容は6回で打者23人に対して101球を投げ、3安打2失点。4三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は152キロだった。

 8月28日のヤクルト戦(神宮)で6回5安打2失点と好投し、7月20日の中日戦(バンテリンD)以来5試合&39日ぶりとなる今季6勝目をマーク。前回登板した9月4日のヤクルト戦(京セラD)では6回7安打2失点に抑えるも、味方打線が相手先発右腕・吉村から9安打しながら無得点に終わってプロ初完投初完封勝利を許し、グリフィンは今季4敗目を喫していた。

 広島戦は試合前まで今季3試合に登板して0勝0敗ながら、6月29日(東京D)は8回2安打1失点、8月7日(東京D)は8回途中7安打3失点、8月21日(東京D)は7回6安打1失点といずれも好投。奪三振も12、12、7と数多く奪っていたが、この日は丁寧に打たせて取る投球だった。

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