広島 絶対的守護神・栗林まさか…1死も奪えず救援失敗、逆転許す 新井監督自らゲキも6失点大乱調

2024年09月11日 20:50

野球

広島 絶対的守護神・栗林まさか…1死も奪えず救援失敗、逆転許す 新井監督自らゲキも6失点大乱調
<広・巨21>9回、モンテスに勝ち越し四球を与えた栗林 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島-巨人 ( 2024年9月11日    マツダ )】 2位・広島が巨人と対戦。2点リードの9回、大量9失点を喫して逆転を許した。
 首位攻防となった10日の第1戦は巨人戦2021年10月10日から8連勝中の森下が先発登板も、6回途中105球を投げて7安打4失点で降板。チームは1―6で敗れ、2連敗でゲーム差は2に広がった。

 リーグ優勝に向け、引き続き負けられない第2Rで、巨人戦今季3試合で2勝0敗、防御率1・83と相性の良いアドゥワが先発登板。6回まで二塁を踏ませない快投で67球を投じ、2安打無失点で降板した。

 打線は3回まで無安打。しかし、4回2死走者なしから3番・小園が右前打と盗塁でチャンスを広げ、続く4番・堂林が左翼線への適時二塁打で1点を先制した。6回には再び堂林の左犠飛で2点目を加えた。

 2点のリードを受け、2番手・ハーンは無失点。守護神・栗林とつないだ

 しかし、9回から登板した栗林は制球が定まらず無死満塁のピンチ。新井監督自らマウンドへ向かって激励したが、押し出し死球で1点差に迫られ、岡本和に適時打を浴びて同点に追いつかれた。さらに押し出し四球で勝ち越しを許し、37セーブを挙げてきた絶対的守護神がまさかの途中降板となった。

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