巨人・浅野翔吾が2日連続適時打!先頭・中山四球で門脇から「俺ら絶対に打つぞと」劣勢から一挙9得点

2024年09月11日 22:23

野球

巨人・浅野翔吾が2日連続適時打!先頭・中山四球で門脇から「俺ら絶対に打つぞと」劣勢から一挙9得点
<広・巨>9回、中前適時打を放った浅野(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人9―2広島 ( 2024年9月11日    マツダ )】 巨人の浅野翔吾外野手(19)が11日の広島戦(マツダ)で「7番・右翼」に入り、20試合連続今季22度目の先発出場。チームが劣勢から一気に9得点と畳みかけた9回に2試合連続となる適時打を放ち、チームの大きな勝利に貢献した。
 巨人打線は相手先発右腕・アドゥワ、2番手左腕・ハーンに8回まで散発3安打に封じられ二塁すら踏めずにいたが、0―2で迎えた9回にとんでもない逆転劇が待っていた。

 この回から登板した相手守護神・栗林に対し、先頭の代打・中山がストレートの四球で出塁。続く丸も連続四球を選んで無死一、二塁とチャンスを広げた。

 ここで坂本が左前打を放ち、無死満塁とさらにチャンス拡大。吉川の押し出し死球で1点返すと、岡本和が左前適時打を放って2―2の同点とした。

 さらにモンテスがストレートの四球で押し出しとなり、ついに3―2と逆転。ここで広島のマウンドは4番手左腕・森浦に代わったが、門脇、浅野が連続適時打して5―2とし、1死後、この回先頭で代打に出ていた中山の代打・長野の2点適時打で7―2と大量リードを奪った。

 2死後、広島は5番手右腕・大道をマウンドに送り出したが、この回、坂本の代走に出ていた増田大が中越えに適時三塁打を放ってさらに2点追加して9―2。終わってみれば、8回まで二塁すら踏めなかったのが嘘のように打者13人で6安打4四死球9得点の大逆転劇だった。

 「門脇さんが、(中山)礼都さんが四球で出たあたりくらいから、俺ら絶対いい場面でくるから、俺ら絶対に打つぞと言ってもらった。そこで早めに準備して、いつでも大丈夫なようにやっていました」。

 好調だった8月から一転、9月は打撃不振に苦しんでいたが、前日10日のカード初戦で7回に適時打を放って8試合ぶり打点。これで2試合連続打点となった。

 2日連続で結果を出し、「そうですね。ランナーがいる状況で、大事な場面で打てるというのは、ほかのところは凡退でしたけど、価値はあるんじゃないかなと思います」とキッパリ。

 改めて9回の猛攻について聞かれると「それまで点が入っていなかったんですけど、こうやって急に点が入ることもある。今回はジャイアンツが取ったんですけど、今後、取られることもあるので最後まで気を抜かず、しっかり守備とかもやっていきたいと思います」と冷静に話していた。

 ▼阿部監督 (浅野は)自分でいろんなことを試してやっているんだと思う。どうやったら打てるか、考えている証拠だと思う。僕は別にあれ(打ち方を変えたこと)を否定する必要はないと思います。

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