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巨人 若手が躍動!丸、坂本ら不在の最終戦勝利で有終の美 山崎伊が2年連続2桁勝利

2024年10月02日 20:39

野球

巨人 若手が躍動!丸、坂本ら不在の最終戦勝利で有終の美 山崎伊が2年連続2桁勝利
<巨・D>3回、2ランを放ったオコエ(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人4―2DeNA ( 2024年10月2日    東京D )】 巨人は2日、本拠・東京ドームで行われたDeNA戦で勝利を収め、77勝59敗7分けの貯金18、勝率.566という最終成績で今季のレギュラーシーズンを終えた。
 3回に佐々木の中前適時打で先制し、オコエが右越え3号2ランで続いて一挙3点先取。先発右腕・山崎伊が7回途中5安打2失点で降板すると、高梨、ケラー、大勢の必勝リレーで逃げ切った。

 巨人は9月28日の広島戦(マツダ)で8―1と快勝。史上空前の大混戦を制し、開幕から141試合目で2020年以来4年ぶり39度目(1リーグ時代を含むと48度目)のリーグ優勝を達成した。

 翌29日には、前夜の優勝決定試合で先発バッテリーを組んでともに活躍した菅野、小林を出場選手登録抹消。広島から東京に当日移動してすぐ試合となった同日のヤクルト戦(神宮)では坂本、丸ら主力がスタメンを外れて若手主体で臨んだ。

 広島での胴上げにも参加した先発左腕・グリフィンが初回2失点で降板後は2019年ドラフト1位・堀田が4回1失点、2023年ドラフト1位・西舘が3回無失点と好投したが、9回から登板した2020年ドラフト1位・平内が1死しか取れずに2失点して逆転サヨナラ負け。坂本、丸らが出場選手登録抹消となったこの日も同じく若手中心での一戦となったが、新人の佐々木、ともに2年目の門脇、浅野らが躍動して有終の美を飾った。

 先発右腕・山崎伊は6回1/3を投げて5安打2失点と好投し、8月27日のヤクルト戦(神宮)以来36日&4試合ぶりとなる今季10勝目(6敗)。昨季もチーム最終戦となった10月4日のDeNA戦(東京D)でプロ初完封を飾り自身初の2桁勝利と規定投球回を達成したが、2年連続で最終戦に2桁勝利、そして規定投球回クリアとなった。

 2桁勝利は15勝(3敗)の菅野、12勝(8敗)の戸郷に続いて今季チーム3人目。同一シーズンに3人の2桁勝利投手が出るのは2017年の菅野(17勝)、マイコラス(14勝)、田口(13勝、現ヤクルト)以来球団7年ぶりで、右投げ投手だけでは1997年の槙原(12勝)、ガルベス(12勝)、桑田(10勝)以来27年ぶりの快挙となっている。

 なお、「3番・二塁」で先発出場した吉川は打席に立たず初回で交代したが、プロ8年目で初の全143試合出場。岡本和は「4番・一塁」で同じく全143試合出場となったが、待望の一発は出ず。27本塁打、83打点で7年連続30本塁打を逃して2年ぶりの打撃タイトル無冠に終わった。

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