胴上げ投手の巨人・大勢　球団4位タイの通算80セーブ締め　東京ドームのG党に159キロ披露

2024年10月02日 21:14

野球

胴上げ投手の巨人・大勢　球団4位タイの通算80セーブ締め　東京ドームのG党に159キロ披露 — ＜巨・D＞巨人4番手の大勢（撮影・島崎忠彦） Photo By スポニチ

【セ・リーグ巨人4―2DeNA （ 2024年10月2日東京D ）】巨人の守護神、大勢投手（25）がチームの今季最終戦となった2日のDeNA戦（東京D）で今季29セーブ目をマークし、通算80セーブとして2024年のレギュラーシーズンを締めくくった。

　4―2で迎えた9回、4番手として登板。最初に打席へ迎えた宮崎の初球に157キロを投じ、最後はフォークボールで空振り三振。続く桑原は高めへの159キロ直球で空振り三振に斬って取った。

　戸柱に中前打され、代走・林に二盗を許したものの、森敬を中飛に打ち取って試合終了。笑顔がはじけた。

　大勢はチームが4年ぶり優勝を決めた9月28日の広島戦（マツダ）では8―1で迎えた9回2死走者なしの場面で3番手として登板。最初に打席に迎えた代打・二俣に中前打を許したが、続く末包を二ゴロに打ち取って試合終了に持ち込み、プロ3年目で初の胴上げ投手となっていた。

　優勝決定の瞬間には昨年WBCの大谷翔平ばりに帽子を三塁側ベンチに向かって放り投げ、大ジャンプしてから菅野、高梨、大勢を好リードした捕手・小林に抱きついて歓喜の抱擁を見せた大勢。とんでもない高さの大ジャンプでSNSをざわつかせる身体能力の高さだった。

　なお、通算80セーブは石毛博史と並んで球団歴代4位タイとなっている。

【巨人投手の通算セーブランキング】
1位　角　盈男　93（99）
1位　M・クルーン　93（177）
3位　西村健太朗　81（81）
4位　石毛　博史　80（83）
4位　大勢　80（80）
6位　沢村　拓一　74（79）
7位　鹿取　義隆　58（131）
8位　槙原　寛己　56（56）
9位　S・マシソン　54（54）
10位　河原　純一　40（40）
10位　A・カミネロ　40（40）
※数字は巨人在籍時、（）内数字は通算