ヤクルト青木の引退セレモニーで神宮騒然！　マクガフ＆バレンティン氏がビデオメッセージ登場で大歓声

2024年10月02日 21:36

野球

ヤクルト青木の引退セレモニーで神宮騒然！　マクガフ＆バレンティン氏がビデオメッセージ登場で大歓声 — ＜ヤ・広＞ファンからの声援に笑顔を見せる青木　（撮影・白鳥　佳樹） Photo By スポニチ

【セ・リーグヤクルト5ー3広島（ 2024年10月2日神宮）】ヤクルトの青木宣親外野手（42）が2日、神宮で行われた引退試合で4打数2安打の活躍。広島を5－3で下し、今季初の6連勝に貢献した。メジャー6年間を含む21年間のプロ生活、NPBではヤクルト一筋、ファンから愛された「ミスタースワローズ」が別れを告げた。

　試合後の引退セレモニーでは　青木の恩師である日向高校野球部の元監督・田平裕三氏、早大の同期で元阪神の鳥谷敬氏、元ヤクルトのマクガフ、バレンティン氏、パドレスのダルビッシュ有、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏がVTRで登場し、惜別の言葉を贈った。

　マクガフがビデオメッセージに登場すると球場からは大歓声。マクガフは娘を抱っこしながら「オメデトウ！ノリサン！あなたが長い間野球に携わり、多くの人のために尽力してきた功績を心からうれしく思いますし、感謝してもしきれません。アメリカに戻り、君と一緒にプレーしたメジャーリーグの選手たちと話す機会を得て、君の貢献を彼らがどれだけ愛しているか感じました」と振り返った。

　そして「みんな君の今後の活躍を祈っています。あなたが世界中で野球に貢献してくれたことに感謝してもしきれません。君と一緒にプレーできて楽しかったし、君は僕にとって最高のキャプテンで素晴らしい存在です。これからも友情を大切にしていくつもりです。ありがとうブラザー。愛しているよ」と語った。

　さらにバレンティン氏が登場すると、球場のムードは最高潮に達した。青木が笑みを浮かべながら見つめ、「21年間お疲れ様でした！」と日本語で切り出したバレンティン氏。

　続けて「素晴らしい野球人生に“おめでとう”という言葉を送ります。一緒にプレーし素晴らしい時間を共有できたことに感謝しています。会えないのは寂しいですが今後の人生の幸運を祈っています。アイシテルヨ！」と伝えた。