ムロツヨシ、最新映画で恩人と27年越し共演「光栄でした」会話はなく「何かを話すのは違うと感じ取った」

2024年02月05日 12:25

芸能

ムロツヨシ、最新映画で恩人と27年越し共演「光栄でした」会話はなく「何かを話すのは違うと感じ取った」
ムロツヨシ Photo By スポニチ
 俳優のムロツヨシ(48)が4日放送のTBS「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)にVTR出演。恩人との初共演について語った。
 ムロは、柄本明らが結成した「劇団東京乾電池」出身。しかし、わずか1年で退団。「劇団東京乾電池」に在籍していたことを隠し続けていた。

 ムロは「劇団東京乾電池」の研究所をやめてから柄本に手紙を書いて付き人を志願。柄本から「僕は付き人はやっていない。迷っているなら稽古場に来なさい」と声を掛けられ、1か月間稽古場を見学した。すると、柄本に「いつまでいるんだこの野郎。本当に毎日来てるんじゃねぇよ」と怒られたという。

 ムロは「最後にもう1回手紙を書いた、次はお芝居する場所でお会いできるように頑張ります」と再会を誓い、劇団を後にした。「劇団東京乾電池」出身であることを隠していた理由について「テレビとか取材で言わずに自分の中で大事にしていた。今回の共演が決まるまでは」と語った。

 ムロは柄本と、自身が主演の映画「身代わり忠臣蔵」(9日公開)で初共演。27年越しの師弟共演を果たした。「一緒にお芝居したのは初めて。あの方の視界に入るのがあの日以来」と感慨深げだった。

 クランクアップ後に柄本の楽屋を訪れ「あの実は…」と切り出すと、柄本は無言で右手を挙げたという。「共演できて光栄でした。ありがとうございます。また共演できるように頑張りますで終わらせた。何かを話すのは違うなと僕は感じ取った」と、言葉では言い表せない関係性を語った。

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