中居正広が“意味シン”トーク「やってもいいのかな…なんて」 録画を見て刺激を受けた超人気芸人
2024年02月05日 19:14
芸能
中居自身は大みそかに約7時間にわたって生放送されたTBS特番「WBC2023ザ・ファイナル」(後5・00)でMCを務めたが、その一方でどうしても気になる番組があったという。
それは自身のMC番組にとっては裏番組にあたる「第74回NHK紅白歌合戦」(後7・20)。大みそかはWBC特番が終わって深夜1時ごろに帰宅したが、その後、数日経ってから録画してあった紅白を視聴したという。
かつて司会も務めた紅白について「僕、一人になってから紅白はもちろん出てないですから」とし、2016年をもってSMAPが解散したあとは自宅にいることが多かったという大みそか。
今回のWBC特番は大みそかにする久々の仕事だったが「有吉さんの司会をちょっと見たくて。もうそれだけ…って言ったら失礼かな。それ見たくて」と紅白初司会を務めたお笑いタレント、有吉弘行(49)の司会ぶり見たさに本番の数日前に録画を予約したと明かした。
「どういうふうにするんだろうって思って。あはははは…うん」と照れくさそうに笑いながら回想する中居。「なんか…どういう緊張具合でやるのかなぁ…とか。どんな運びでやるのかなぁ…っていうのを見たくて。へへへへ。あの…録った」。
そして、「年齢もだって…若くないでしょ?有吉さんって。僕なんかぐらいでしょ?世代」と2学年下にあたる有吉の年齢に触れたうえで「だからあの…怖さ知ってるから緊張するよね」と続け、番組スタッフを「あぁ…」と納得させた。
自身は20代前半で紅白司会を務めたため「若い時に勢いとか怖いもの知らずみたいなのでやってるのと、ある程度キャリアを積んで、こういう場面で緊張するんだ、こういう場面っていうのは抑えたほうがいいんだっていうのを把握しながらあんな大きい舞台に立つってちょっとやっぱりもう…。若いころに“緊張した!”っていうのはワケが違うっていうのかな。大人になってからそこに踏み入れるのって怖いんですよ。まだまだ成長していかなければならないっていう年齢だったらいいけども。ある程度完成されてノウハウみたいなものを自分の経験のなかでも分かって理解したなかであの舞台に立つっていうのはやっぱり…どんな感じなのか想像ができなかったからちょっと見てみよう、みたいな」と中居。
「良かったです、でも、うん」と実感のこもった声で続け、「いつもの有吉さんと、いつもじゃない有吉さんとなんかバランスっていうのかな。凄く緊張はされたと思うけども、あの年齢で初めてのことってね、もう怖いんッスよぉ~!」とおどけつつ「僕も可能性っていうのはどんどんどんどん狭くなってくるし、新しいところに行って失敗する自分も見せたくないとか、もう恥かけないし、べそかけないしみたいのあるから。なるべくそういうところを避けて。そういうところって大人になってくるとどうしても考えちゃったりとか選択しがちだったりするんですけども。なんかあの年齢でああいうふうに…ましてや紅白ですから、新しいステージだって言っても。ただ、大変声が大きかったなとは思いましたね、うん。どっかでやっぱり“張ってこう、張ってこう!”みたいな。“声出していこうぜ!”っていう、凄い張り気味の。あれ、決めてたのかな…。置きにいかないっていう。ふふふふ…」と有吉の“戦略”を想像して実に楽しそうな中居。
「でも良かった。ビデオ録って良かった。なんかね、良かったですよ」と有吉の司会ぶりに愛情たっぷりの声で賛辞を送りつつ、最後は自身について「あぁ…そうね。どうなってしまうんだろう僕はってところはやっぱり。うん。やってもいいのかな…なんて思っちゃったりした」と“意味シン”な言葉で“有吉トーク”を締めくくった。