松重豊 20代で俳優一時引退、就いた意外な職業「いろんな現場を作ってましたよ。お台場も…」

2024年06月17日 19:38

芸能

松重豊 20代で俳優一時引退、就いた意外な職業「いろんな現場を作ってましたよ。お台場も…」
俳優の松重豊 Photo By スポニチ
 俳優の松重豊(61)が、14日放送のTBSラジオ「NISSAN ARIYA Presents THE BATTERY~石橋貴明 あの人と、どらいぶ。~」(後8・00)にゲスト出演し、俳優業から一時引退していた時期について語った。
 映画製作などを夢見て福岡から上京。その後、演技に目覚め、蜷川幸雄さんの劇団で舞台俳優も経験した。しかし、「そんなに腰を座った俳優じゃないので、1度20代のころに辞めてますし。そのころは引き戻されましたけど」と、役者から離れた時期があったことを打ち明けた。

 再就職は芝居とはまったく関係ない世界だった。「工事現場の正社員やってました。車を持って、トラック運転して。当時まだ景気が良かったので、仕事もありましたし、いろんな現場を作ってましたよ。お台場も作ってましたよ。横浜はランドマークタワーも作ってましたし」と振り返った。

 「それでちゃんと生計立てられたんですよ。しかも結婚できて、結婚するタイミングで、しばらく現場に出なくても食える」。そんなある日、舞台復帰の声がかかったという。

 「その間に悪魔の誘惑で、勝村政信君に“お前、もう1回だけ芝居やらない?”って。1回ならいいかと思って。1回やったんですけど、1回やってもそんなに芝居に戻るつもりはなく、現場作業に入ったんですけど…」。その現場で、ある事故が起きたという。「高所作業だったので、その直後くらいに転落事故が起きちゃいまして、労災関係でもめまして。辞めざるを得なくなって。この世界に舞い戻ってきたという経緯がある」と説明した。

 「事故がなければちゃんとした立派な職人として、高いところに上って鉄骨を組んでいたりしてたんじゃないですかね?スカイツリー、建ててたかもしれないですね。高いところ、全然怖くないので」と、自分のもう一つの未来にも思いをはせていた。

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