伊藤新叡王の師匠・宮田利男八段、感無量「一生の思い出に残る一日」 名人か竜王獲ったらよろしくな

2024年06月21日 05:00

芸能

伊藤新叡王の師匠・宮田利男八段、感無量「一生の思い出に残る一日」 名人か竜王獲ったらよろしくな
5歳の伊藤匠七段(右)と、師匠の宮田利男八段(左) Photo By 提供写真
 伊藤の師匠・宮田利男八段(71)は「一生の思い出に残る一日になった」と顔を赤くして喜んだ。
 この日は伊藤が5歳から通う東京・三軒茶屋将棋倶楽部で対局を見守り、勝利の瞬間を生配信の画面で確認した。応援に来た人々から拍手が送られる中、宮田は伊藤の姿を目に焼き付けるように画面を凝視。「タイトルは獲ってほしいと思っていたが、まさか。その時は信じられなくて固まってしまった」と、涙をグッとこらえるような表情を見せた。

 敗れた第4局の後、宮田が「残念だったが次は頑張って」とメールを送ると、「次頑張ります」と返ってきた。その言葉通り熱戦を制し「辛抱強く指していて、伊藤らしい将棋だった」と称えた。

 2大タイトルともいわれる名人、竜王のタイトルを伊藤が獲ったら「賞金の半分をもらう」と約束をしている。今回伊藤が初めて手にした称号は叡王。宮田は「今回はいいから!名人か竜王獲ったらよろしくな」とメッセージ。次なる栄冠への期待を寄せた。(小田切 葉月)

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