「こち亀」日暮が登場!4年に1度の男 五輪12大会連続“出場”
2024年08月05日 00:00
芸能
前回の東京五輪がコロナ禍で延期されたため、本来の開催年だった2020年と翌21年にも登場。そのため、パリ五輪の時期の登場を巡り、ファンの間で「睡眠が3年間では起きられない」「前回は1年で起きたから大丈夫だ」と議論になっていた。
4年に1度登場するため、ガラリと変わった流行や世相を「こち亀」らしいギャグや人情話を交えて描くスタイルが人気。作者の秋本治さんも過去に「一回だけの登場のつもりが、4年たつたびに読者がハガキで教えてくれて、まさかの恒例行事になっていた」とコメントしていた。
なお、現実の五輪では、女子射撃のニーノ・サルクワゼ(ジョージア)が88年ソウル五輪から続く連続出場を今大会で10に伸ばしている。馬術のイアン・ミラー(カナダ)はモスクワ大会をカナダがボイコットしたものの、72年ミュンヘンから12年ロンドンまで10大会出場している。
こち亀は40年の節目となった2016年9月に週刊連載を終えたが、その後も読み切り作品を発表し続けている。(岩田 浩史)