泉房穂氏 兵庫県知事告発問題で「『コーヒーメーカーの件』よりも『キックバック疑惑』について真相を」

2024年08月23日 14:11

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泉房穂氏 兵庫県知事告発問題で「『コーヒーメーカーの件』よりも『キックバック疑惑』について真相を」
泉房穂氏 Photo By スポニチ
 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(60)が23日、自身のSNSを更新。斎藤元彦兵庫県知事を巡る疑惑告発文書問題について言及した。
 兵庫県議会の調査特別委員会(百条委員会)は同日、斎藤氏の「パワハラ」に関する県職員への証人尋問を初めて実施した。経緯を知る立場などにある職員6人に証言を求め、実態がどこまで解明できるかが焦点。不利益を被らないよう非公開で行い、夕方の終了後に委員長らが内容の一部を説明する。全職員を対象に実施した知事疑惑に関するアンケートの中間結果も同日中に公表する。

 百条委は今後の尋問やアンケートの内容を基に真偽を総合的に判断。告発文書に記載された疑惑7項目の尋問を終えた後、年内に報告書をまとめる方針。

 斎藤氏はこの日の登庁時に取材に応じ、パワハラ疑惑に関し「業務上必要な範囲でいろいろと指摘し、ときには厳しくさせてもらう。その認識に変わりない」と強調。「これからも県政の推進をしっかりやっていく」と述べた。30日に斎藤氏本人と、部長級以上2人の尋問が公開の場で行われる。

 泉氏は「『百条委員会』は捜査機関ではなく、捜査をするのは“警察”や“検察”の仕事。『百条委員会』といっても“一問一答式の質疑の場”にすぎず、真相究明には限界がある。『コーヒーメーカーの件』よりも、『キックバック疑惑』について真相を明らかにしていただきたいのだが・・・」と自身の考えをつづった。

◇兵庫・斉藤知事告発文書の疑惑7項目

(1)人事=ひょうご震災記念21世紀研究機構の副理事長2人が突然解任

(2)知事選=2021年知事選で幹部職員らが斎藤元彦氏の選挙を手伝い

(3)知事選=次期知事選に向けた投票依頼のため、商工会などに出向いた

(4)贈答品受領=地元企業からコーヒーメーカーやロードバイクなどを受け取った

(5)パーティー券=副知事らが斎藤氏の政治資金パーティー券を商工会などに大量購入させた

(6)優勝パレード=阪神・オリックス優勝パレード費用を信用金庫などから不正に集めた

(7)パワハラ=机を叩いて激怒したり、職員を怒鳴り散らしたりした

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