キム・テリら出演の新ドラマ「チョンニョニ」制作会社、MBCの仮差押えに反論…放送日程にも言及

2024年09月13日 09:00

写真=tvN「チョンニョニ」ポスター
MBCがtvNドラマ「チョンニョニ」の制作会社を相手取って、仮差押えの申し立てをしたことと関連し、制作会社が反論した。

本日(12日)、ドラマ「チョンニョニ」の制作会社のStudio N、npioエンターテインメント、マネジメントmmmの関係者は「MBCの仮差押えは裁判所の最終的な判断ではなく、単純な保全処分で、制作会社が疎明する機会もないようなMBCの一方的な主張による暫定的な決定であることを申し上げる」と説明した。

続けて「仮差押え決定は放送とは無関係で、放送スケジュールに支障はない」と付け加えた。

また、「制作会社の主導の下で、すべての費用を負担して(MBCからは1ウォンも受け取ったことがない)企画・開発した作品で、MBCは撮影日が差し迫る中、制作費の交渉を遅延させ、制作会社がやむを得ず、不合理なMBCの条件に従うしかない状況を作った」とし、「結局、制作会社はMBCと制作費に関する合意点を一つも見つけることができなかった。撮影開始20日前になってから『別のチャンネルに変更できるならそうすればいい』とMBCに言われ、制作会社は一ヶ月以上の撮影延期を覚悟して、別のチャンネルに移ることになった」と説明した。制作会社は、MBCではなくCJ系列のスタジオドラゴンと共同でドラマを制作してtvNで放映することにしたという。

そして「MBCに対し、内部で使った費用があるならば支払うという意向を示したが、MBCは長い間、費用に関する内訳を公開せず、面会要請も拒否した末に、同作の放送を控えたタイミングで法的訴訟を提起し、悪意を持って作品にダメージを与えようとしている」と強調した。

これに先立ってソウル中央地裁は今月10日、MBCがtvNドラマ「チョンニョニ」の制作会社のStudio N、npioエンターテインメント、マネジメントmmmを相手取って提起した仮差押えの申し立てを全て認容した。

この日、MBCの関係者はマイデイリーに「『業務上の成果物の盗用による不正競争防止法および契約交渉の不当破棄による損害賠償請求』をもとに制作会社の財産に対し、仮差押えを申し立てた。裁判所は9月10日、当社の請求にはすべて理由があると判断し、仮差押えの申し立てを全て受け入れた」と明かした。

韓国で10月12日より放送が開始される同作は、1950年代の朝鮮戦争直後、貧しかったがロマンがあった時代、最高の国劇女優を目指す少女チョンニョンをめぐる競争と連帯、そしてきらびやかな成長を描いた物語だ。女優のキム・テリ、シン・イェウン、ラ・ミラン、ムン・ソリ、チョン・ウンチェなどが出演する。





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