谷原章介 斎藤知事に「政策の対立で解散なら理解できる面もありますが、知事本人の資質の問題なので」
2024年09月16日 12:56
芸能
斎藤氏は、14日も「公務を一日一日やっていく」と、改めて続投する姿勢を強調。不信任決議案については「法律に基づいてこれから対応を考えていく」とこれまで通りの姿勢を見せた。
地方自治法によると不信任案の可決は議員3分の2以上が出席した上で、出席議員の4分の3以上の賛成が必要。可決の場合、10日以内に議会を解散しなければ失職する。斎藤氏が解散を選んだ場合は県議選が行われ、改選後の議会で3分の2以上が出席し、過半数が賛成すれば不信任決議が成立。議会から通知を受けた時点で失職する。
各会派は、解散しても調査特別委員会(百条委員会)を再設置して疑惑解明を続ける方針でも一致している。
谷原は、不信任決議案が可決された場合、斎藤氏が議会を解散する可能性が指摘されていることに「政策の対立で議会を解散するのだったら理解できる面もありますけれども、これは知事本人の資質の問題なわけですから、ここで解散するっていうのはちょっと納得がいかないですよね」と自身の見解を述べた。
◇兵庫・斎藤知事告発文書の疑惑7項目
(1)人事=ひょうご震災記念21世紀研究機構の副理事長2人が突然解任
(2)知事選=2021年知事選で幹部職員らが斎藤元彦氏の選挙を手伝い
(3)知事選=次期知事選に向けた投票依頼のため、商工会などに出向いた
(4)贈答品受領=地元企業からコーヒーメーカーやロードバイクなどを受け取った
(5)パーティー券=副知事らが斎藤氏の政治資金パーティー券を商工会などに大量購入させた