服部幸應さん死去 死因は急性心不全 “フレンチの鉄人”坂井宏行氏が追悼「まさに人格者でした」

2024年10月07日 04:45

芸能

服部幸應さん死去 死因は急性心不全 “フレンチの鉄人”坂井宏行氏が追悼「まさに人格者でした」
坂井宏行氏 Photo By スポニチ
 料理評論家の服部幸應さん(享年78)の訃報から一夜明けた6日、理事長を務めていた服部学園(東京)は公式サイトで死因などを報告した。発表によると、服部さんは4日午後6時30分、急性心不全のため都内の病院で死去した。葬儀は学校葬で後日執り行う予定という。
 服部さんは4日午後、服部調理専門学校の校長室で倒れ、救急搬送先の病院で息を引き取った。フジテレビの人気番組「料理の鉄人」で共演した「フレンチの鉄人」こと坂井宏行氏(82)はこの日、本紙の取材に応じ「服部先生は常に穏やかな口調で、誰とでも分け隔てなくお話しされる、まさに人格者でした」と明かした。そして「服部栄養専門学校の教育に誇りを持たれ、先生方や、スタッフの皆さまを大事にされていることを強く感じておりました」と続けた。「そのご功績を心より尊敬しております」と思いを寄せ「服部先生、本当にありがとうございました」と悼んだ。

 ≪弟子・大野文彦氏「思いやりある校長」≫服部さんの弟子で料理家の大野文彦氏は本紙の取材に「仕事には厳しかったが、温厚で優しく思いやりのある校長で、私事ではありますが大変ご迷惑をかけたことと、それ以上にお世話にもなり感謝の気持ちしかございません」と追悼した。ともに木村拓哉主演の映画「グランメゾン・パリ」などの監修を務め、故人からは「料理人を目指す若い子たちに夢を与えたい」との思いを感じていた。現地ロケから帰国して2日後、木村がYouTubeの撮影で服部栄養専門学校を訪問。その到着を服部さんは玄関で長く待ち、木村が作ったナポリタンを学生に交ざり食べていたといい、大野氏は「やっぱり木村君を好きだったんだなぁ」と思いをはせた。

 ≪ラジオ番組で共演 保田圭「先生の笑顔恋しい」≫服部さんとラジオ番組で共演していた保田圭(43)は自身のブログで「こんなにも突然、先生とのお別れが来てしまうなんて思ってもいませんでした。先生の笑顔が恋しいです」と追悼した。服部さんが亡くなった4日は、2人が出演するNACK5「服部幸應 WELL TASTE」の収録日。保田によると、服部さんの様子は普段通りで、収録後の昼食会でも料理をおいしそうに完食したという。6日正午から同番組が放送され冒頭、局側が追悼コメントを発表。既に収録を終えている残り分は今後、放送される予定だ。

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