「ライオンの隠れ家」自閉症スペクトラム症熱演・坂東龍汰が凄い!柳楽優弥も「共演できて本当によかった」

2024年10月17日 09:15

芸能

「ライオンの隠れ家」自閉症スペクトラム症熱演・坂東龍汰が凄い!柳楽優弥も「共演できて本当によかった」
金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」自閉スペクトラム症の弟・美路人(坂東龍汰、右)のために生きる真面目で優しい市役所職員・小森洸人(柳楽優弥)(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優の柳楽優弥(34)主演のTBS金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」(金曜後10・00)が、11日にスタートした。柳楽が同局ドラマで主演を務めるのは初めて。「俳優陣の演技が凄い」と早くも話題を集めている。柳楽に、撮影現場の雰囲気や役への印象を聞いた。
 2人で暮らす兄弟が佐藤大空(たすく、5)演じる謎の男の子「ライオン」と出会い、ある事件に巻き込まれていくオリジナルのサスペンス。

  初回は、凪のように穏やかな生活を送っていた兄弟の前に、突然「ライオン」と名乗る男の子(佐藤大空)が現れる――という展開。

 柳楽は今作で、真面目で優しい市役所職員・小森洸人を演じている。目力を生かすギラギラした役どころが多い柳楽だが、今作では穏やかな青年を熱演。制作陣は「これまでに見たことのない新しい一面が伝えられる」と胸を張る。

 柳楽の熱演に加え、坂東龍汰(27)演じる自閉スペクトラム症の弟・美路人も話題に。「演技が演技でないみたい」とネット上で瞬く間に大反響となった。

 柳楽に、撮影現場の雰囲気や兄弟を演じる坂東との秘話を聞いた。

――撮影現場の雰囲気はいかがでしょうか。

 クランクイン前は少しドキドキしていたのですが、クランクインをしてみたらストーリーに集中できる環境が整っていて、学ぶことがたくさんある現場です。

 また、坂東(龍汰)さんと(佐藤)大空くんとの3人のキャラクターの関係性も、監督と丁寧に話し合えていますし、ちゃんとエンターテインメントにもなっています。第三者の俯瞰した目も意識しながら、関係性を築きあげられています。

――最初のインタビューで坂東さんのことを「好きですね」と言ってましたが、現場で共演されてみて、人柄で魅力を感じる部分があれば教えてください。

 明るくフレンドリーですし、色気がありますよね。人柄もとても魅力的だなと思いますが、俳優としても日に日に好きになっていきますし、共演できて本当によかったなと思います。

 こういう弟がいたらいいなと思いますし、坂東くんとの兄弟関係は何の違和感もないです。自然に兄弟という関係になれている気がするので、それはやっぱり良かったなと思います。

――兄弟という部分に、さらに坂東さんが今回自閉スペクトラム症という役をやっています。チャレンジングな役と思う部分がありますが、柳楽さんから見て坂東さんの取り組みをどのように感じていますか。

 自閉スペクトラム症の方たちと事前にコミュニケーションをとったり、勉強をしたと聞きました。この作品に向けて、監督やプロデューサーさんと研究されているんだなと思います。

 兄弟愛や絆を描くストーリーにはいい作品が多く、僕もこの作品をとてもいいものにしたいなと思いますし、1人1人のその取り組み方が、いい連鎖になったらと思います。

 いいエネルギーをしっかりキャッチして、現場で発揮したいなと思います。

――演じる洸人について教えてください。

 洸人は今のこの凪のような生活、安定したこの現状を極力変えたくないと思っていて、そこにライオンが現れ、新たな一面を知る可能性が出てきたり、実は自分が成長するきっかけになっていくと感じます。

 家庭環境に対しても、外で打ち明けたくなくて、洸人なりに少し生きづらさみたいなのを感じていると思います。彼のそういった部分が、ライオンと出会ったことで徐々に成長していく様子をしっかり演じたいですし、あまり重くなりすぎず、監督といいバランスを見つけて慎重にやっていきたいなと思っています。

 次回第2話は18日に放送される。

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