西田敏行さん死去 近年は車いすの役が多く心配の声も 「俺の家の話」「さよならマエストロ」など
2024年10月17日 16:06
芸能
俳優の西田敏行さんが東京都内の自宅で死去したことが17日、分かった。76歳だった。近年の出演作は、車いすを使用する役や座ったままのシーンが多くなっていた。 【8日の「劇場版ドクターＸ」完成報告会見に米倉涼子ら出演者と出席していた西田敏行さん】
西田さんは、2001年11月には首の骨が変形し、手足のしびれなどの症状が出る頸椎症性脊髄症を発症。03年3月には心筋梗塞で緊急入院し、生死の境をさまよった。2016年2月には自宅のベッドから転落し首を痛め、頸椎亜脱臼を起こし、同年4月に手術。その直後には胆のう炎も発症。同年6月に胆のう摘出手術を受けた。
19年に、約19年間務めた「探偵！ナイトスクープ」（ABCテレビ）を降板した際、体調面から引退がささやかれたこともあった。
その後もドラマや映画に精力的に出演していたが、車いすを使用する役や座ったままのシーンが多くなっていた。2021年1月期のTBS系ドラマ「俺の家の話」では車いすを使用する役、2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも座ったシーンがほとんどだった。
今年1月期に出演したTBS日曜劇場「さよならマエストロ～父と私のアパッシオナート～」も、いすや車いすに座った状態での演技だった。最後のテレビドラマ出演となった先月21日に放送されたテレビ朝日「終りに見た街」は、座った状態でワンシーン出演した。
その姿からSNSでは体調を心配する声も上がっていた。一方で、今月8日には、映画「劇場版ドクターX」（12月6日公開）の完成報告会見に出席。終始いすに座ったままながら共演者と軽妙やりとりを披露していた。
西田さんは1968年青年座俳優養成所に入り、1970年（昭和45年）に卒業。青年座座員となる。同年の青年座7月公演「情痴」で初舞台を踏んだ。その後は役者として不遇の日々を送るが、1976年にレギュラー出演した「いごこち満点」と「三男三女婿一匹」（共にTBS）で注目を集め、個性的なキャラクターで注目を集めた。
また、俳優だけではなく幅広い活躍も見せた。歌手としては1981年4月に発売した「もしもピアノが弾けたなら」は大ヒット。
さらにバラエティー番組では2001年から朝日放送テレビ「探偵!ナイトスクープ」の2代目局長に起用。2019年11月22日放送分まで、約19年間にわたりレギュラー出演した。
19年に、約19年間務めた「探偵！ナイトスクープ」（ABCテレビ）を降板した際、体調面から引退がささやかれたこともあった。
その後もドラマや映画に精力的に出演していたが、車いすを使用する役や座ったままのシーンが多くなっていた。2021年1月期のTBS系ドラマ「俺の家の話」では車いすを使用する役、2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも座ったシーンがほとんどだった。
今年1月期に出演したTBS日曜劇場「さよならマエストロ～父と私のアパッシオナート～」も、いすや車いすに座った状態での演技だった。最後のテレビドラマ出演となった先月21日に放送されたテレビ朝日「終りに見た街」は、座った状態でワンシーン出演した。
その姿からSNSでは体調を心配する声も上がっていた。一方で、今月8日には、映画「劇場版ドクターX」（12月6日公開）の完成報告会見に出席。終始いすに座ったままながら共演者と軽妙やりとりを披露していた。
西田さんは1968年青年座俳優養成所に入り、1970年（昭和45年）に卒業。青年座座員となる。同年の青年座7月公演「情痴」で初舞台を踏んだ。その後は役者として不遇の日々を送るが、1976年にレギュラー出演した「いごこち満点」と「三男三女婿一匹」（共にTBS）で注目を集め、個性的なキャラクターで注目を集めた。
また、俳優だけではなく幅広い活躍も見せた。歌手としては1981年4月に発売した「もしもピアノが弾けたなら」は大ヒット。
さらにバラエティー番組では2001年から朝日放送テレビ「探偵!ナイトスクープ」の2代目局長に起用。2019年11月22日放送分まで、約19年間にわたりレギュラー出演した。
