NewJeans、日本の印象やハマっていることは?「Coke STUDIOライブ 2024」で圧巻のパフォーマンス

2024年10月21日 12:30

2024年10月19日(土)、20日(日)に「Coke STUDIOライブ 2024」が、さいたまスーパーアリーナで開催された。

イベントには、NewJeans、Creepy Nuts、Rauw Alejandro、Rita Oraなど、世界の最前線で活躍するアーティストを中心に、総勢8組が集結。ジャンルを超えたボーダレスな音楽体験に会場は熱狂に包まれた。

さらに、ミラーボールと光の空間に包まれる装飾や「コカ・コーラ」を片手に乾杯する来場者がスクリーンに映し出される「KANPAI CAM(カンパイカム)」など、ライブパフォーマンスを盛り上げる様々な体験演出が行われ、「Coke STUDIOライブ 2024」は大盛況に終わった。

NewJeansの登場前から大歓声に包まれる中、「みなさん、準備できてますかー?」の声でメンバーが舞台袖から登場。「Attention」「Ditto」「OMG」のremixバージョンでパフォーマンスがスタート。メンバー同士で向き合いながらのダンスでは、笑顔でほほ笑むシーンも。

「OMG」が始まる前にはメンバー全員がステージ中央に集まり、こそこそ話をしていると思いきや、いきなりパフォーマンスがスタート。曲中にメンバー全員で仲良く肩を持ってトレインを作るシーンが印象的だった。

ヘインが「もっともっと盛り上がる準備できてますよね? いいですね! 次の曲いきましょう!」と声掛けし、「ETA」がスタート。ファンの掛け声とともに会場は一体となり、メンバー全員が集まって、肩を組んで体を揺らしながら「WHAT'S YOUR ETA!」と歌うシーンも。

「コカ・コーラ」とのコラボ楽曲「Zero」では「コカ・コーラ マシッタ、コカ・コーラ
マシッタ」と、何度もリフレインする印象的なサビに、会場は大盛り上がり。最後のMCでは、各メンバーが日本の印象やハマっていることを発表。

ハニは「皆さんのファッションスタイルがかっこいいです!」と話し、ダニエルは「オーバーオールを着てる人がかわいかったので、オーバーオールにハマってます」と、発表した。

ヘリンは「ポップアップストアに行くのが好きで、日本に来るたびにチェックしてます」と発表。ミンジが「好きなものを話していたら、時間になっちゃいました。次の曲に行きましょうか」と話し、「How Sweet」がスタート。

最後は、日本デビュー曲「Supernatural」を披露し、会場は熱狂と大歓声に包まれた。彼女たちは「今日、目の前に広がるbinky milky wayが本当に美しかったです! 歓迎してくださってありがとうございました」と、感想を伝えた。

初日の大トリを務めたCreepy Nutsは、新曲「オトノケ」をライブ初披露した他、今年を代表する大ヒット曲「Bling-Bang-Bang-Born」「二度寝」など、全8曲を披露。

イントロでは、シンプルな白のライティングで照らされた会場からは自然と手拍子が沸き上がる中ふたりが登場。R-指定が「Coke STUDIO! 最後に遊んでいけますか!」と叫ぶと会場もすぐに臨戦態勢に。

1曲目は「ビリケン」からスタート。「埼玉飛び跳ねろ!」というR-指定の叫びに呼応するように会場が熱狂した。「堕天」では、イントロの「Yeah Yeah……」というコール&レスポンスから爆発的な沸き方を見せた。

「2way nice guy」は、手を左右に動かす振り付けで観客が持つペンライトもリズミカルに揺れ、幻想的な空間に包まれた。「日本のHIPHOPの顔役でございます」という口上に合わせて「顔役」を披露した後、「この男が世界一の指捌きを持つ男・DJ松永!」というR-指定の振りと共に、大きなスクリーンに映しだされたDJ松永のスクラッチパフォーマンスで会場を盛り上げた。

世界的大ヒット曲「Bling-Bang-Bang-Born」では大歓声が沸き、会場からは「Bling-Bang-Bang,Bling-Bang-Bang, Bling-Bang-Bang-Born!」と、この日最も大きな合唱が巻き起こった。

R-指定の「今後も俺らには“のびしろしかない”んですよ」という掛け声でヒット曲「のびしろ」がスタートすると、会場全体に一体感が生まれ、最後にR-指定が「お前らまだのびしろしかないわ!」で会場は拍手に包まれた。

Creepy Nutsはパフォーマンスの最後に、新曲「オトノケ」をライブ初披露。披露前には曲に込めた想いを告白。初披露とは思えないほど完成度の高いパフォーマンスを披露し、「Coke STUDIOライブ 2024」初日の最後を飾った。

写真=Marco Perretta
日本での初ライブパフォーマンスとなったRauw Alejandroは、全14曲を披露。日本初とは思えない圧巻のパフォーマンスで会場を沸かせた。

登場前から歓声が上がり、「Espectacular」でダンサーと共に登場すると、キャノン砲から噴き出したテープとともに盛り上がりを見せる。「PUNTO 40」「PANTIES Y BRASIERES」では、レーザーや花火などのダイナミックな演出で日本のファンの心を一瞬で掴んだ。

MCでは、Rauw Alejandroが「Single ladies, イキマショウカ」「I love you!」と客席に呼びかけると会場から歓声が上がった。

写真=Marco Perretta
「NO ME SUELETES」では観客から手拍子が起こる中、キレキレのロボットダンスを披露。「Santa」「Party」「Desesperados」では、ステージ前方から炎が間断なく噴き上がる中、花火演出で会場を沸かせた。

Rauw Alejandroが「トウキョウ コンバンワー!」と挨拶すると、曲の間では「Japan! イッパイラーメンタベテマス、オイシイ~」「I love ラーメン! I love スシ!」と日本への愛を語った。

撮影可能楽曲「Pasaporte」では、無数のフラッシュが焚かれる中、ジャケットを脱ぎ捨て、バックダンサーとコミュニケーションを取りながら楽しそうにパフォーマンスを披露。

写真=Marco Perretta
「214」では着用していたサングラスを外し、セクシーな表情で歌い上げ、バックダンサーとともに男女に分かれてアクロバットなダンス対決も。ダンスナンバー「LOKERA」では、会場を照らすカクテルレーザーと燃え盛る炎の中、軽やかなステップで会場を魅了し、ラストの「BABY HELLO」でもアクロバットなダンスを披露して、最後まで会場を沸かせた。

彼は、「アリガトウゴザイマス! トーキョー! Japan!」「See you next time!」と再会を誓いステージを後にした。

写真=Marco Perretta
イギリスの歌姫・Rita Oraは、このライブのためにリプライズされた新曲「Ask & You Shall Recieve」を含む全9曲を披露。パワフルな歌声とキュートなダンスで会場を魅了した。

初めにバンドメンバーとダンサーが会場を盛り上げると、Rita Oraがヒョウ柄のセクシーな衣装で登場。1曲目の「Ritual」では、クラップで観客を煽り、「Here we go!」の掛け声で会場のボルテージは一気に上がった。

「コンニチハ~!」と観客ににこやかに手を振り、「I Will Never Let You Down」では、赤い光で染まった会場で飛び跳ねる観客とともに一体となったパフォーマンスを披露。

アップテンポの曲が続いた中、スローテンポなバラード「Let You Love Me」では、ネオンに包まれたRita Oraが、妖艶な表情とパワフルな歌声で魅せると会場のボルテージはさらに上がった。

MCの後、人気曲「Your Song」では、コーラス隊とともに染みわたるような美しい歌声で観客を魅了した。大人の愛の駆け引きを歌った「Black Widow」では、ドラム・サックス
の見せ場やRita Oraとダンサーとの躍動感ある激しいダンスに会場が熱狂。

新曲「Ask & You Shall Recieve」では、ストロボライトが波打つように動き、「Are you ready?」「Thank you so much!」とRita Oraが煽ると、テンポアップした曲調も相まって観客のテンションは最高潮に。

ドラムンベースの低音が印象的な定番ソング「Hot Right Now」では、Rita Oraの身体を反るパフォーマンスに歓声が上がる。

最後は世界的な人気曲「Lonely Togethr/Anywhere」を披露、最後までウィンクやハートマークで観客を魅了した。

ライブの熱気に包まれる会場では、大型スクリーンに来場者の自撮り映像が突然映し出される参加型コンテンツ「KANPAI CAM」を実施。「コカ・コーラ」片手に友人と笑顔で乾杯する人、「かんぱ~い」とカメラに向かって声掛けする人、突然スクリーンに映り、驚きながらもカメラにポーズする人など、来場者がライブを楽しんでいる姿がスクリーンに映し出された。

途中では、突如出演アーティストがカメラに向かって手を振る姿が映ると、転換中にも関わらず会場から歓声が上がった。

さいたまスーパーアリーナの入口に設置された、「Coke STUDIOライブ 2024」ゲートをくぐると、ミラーボールの光の空間が広がる「Coke STUDIO」の世界へ。さらに、DJブースを兼ねたCokeステーションで冷えた「コカ・コーラ」を受け取り、ミラーボールの光が飛び交う空間で撮影を楽しむ来場者の姿があった。

出演アーティストブースでは、アーティストのポスターと共に自撮りをするファンで賑わいを見せた。来場者の思いの丈をしたためたメッセージボードには、ファンから愛のこもった沢山のメッセージが綴られた。

ライブの帰り際には、アーティストからのメッセージがサプライズで掲出されるなど、入場から退場まで「Coke STUDIO」ならではの世界観が体感できた。

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