NewJeans、日本の印象やハマっていることは?「Coke STUDIOライブ 2024」で圧巻のパフォーマンス
2024年10月21日 12:30
イベントには、NewJeans、Creepy Nuts、Rauw Alejandro、Rita Oraなど、世界の最前線で活躍するアーティストを中心に、総勢8組が集結。ジャンルを超えたボーダレスな音楽体験に会場は熱狂に包まれた。
さらに、ミラーボールと光の空間に包まれる装飾や「コカ・コーラ」を片手に乾杯する来場者がスクリーンに映し出される「KANPAI CAM(カンパイカム)」など、ライブパフォーマンスを盛り上げる様々な体験演出が行われ、「Coke STUDIOライブ 2024」は大盛況に終わった。
「OMG」が始まる前にはメンバー全員がステージ中央に集まり、こそこそ話をしていると思いきや、いきなりパフォーマンスがスタート。曲中にメンバー全員で仲良く肩を持ってトレインを作るシーンが印象的だった。
ヘインが「もっともっと盛り上がる準備できてますよね? いいですね! 次の曲いきましょう!」と声掛けし、「ETA」がスタート。ファンの掛け声とともに会場は一体となり、メンバー全員が集まって、肩を組んで体を揺らしながら「WHAT'S YOUR ETA!」と歌うシーンも。
マシッタ」と、何度もリフレインする印象的なサビに、会場は大盛り上がり。最後のMCでは、各メンバーが日本の印象やハマっていることを発表。
ハニは「皆さんのファッションスタイルがかっこいいです!」と話し、ダニエルは「オーバーオールを着てる人がかわいかったので、オーバーオールにハマってます」と、発表した。
最後は、日本デビュー曲「Supernatural」を披露し、会場は熱狂と大歓声に包まれた。彼女たちは「今日、目の前に広がるbinky milky wayが本当に美しかったです! 歓迎してくださってありがとうございました」と、感想を伝えた。
イントロでは、シンプルな白のライティングで照らされた会場からは自然と手拍子が沸き上がる中ふたりが登場。R-指定が「Coke STUDIO! 最後に遊んでいけますか!」と叫ぶと会場もすぐに臨戦態勢に。
1曲目は「ビリケン」からスタート。「埼玉飛び跳ねろ!」というR-指定の叫びに呼応するように会場が熱狂した。「堕天」では、イントロの「Yeah Yeah……」というコール&レスポンスから爆発的な沸き方を見せた。
世界的大ヒット曲「Bling-Bang-Bang-Born」では大歓声が沸き、会場からは「Bling-Bang-Bang,Bling-Bang-Bang, Bling-Bang-Bang-Born!」と、この日最も大きな合唱が巻き起こった。
Creepy Nutsはパフォーマンスの最後に、新曲「オトノケ」をライブ初披露。披露前には曲に込めた想いを告白。初披露とは思えないほど完成度の高いパフォーマンスを披露し、「Coke STUDIOライブ 2024」初日の最後を飾った。
写真=Marco Perretta
日本での初ライブパフォーマンスとなったRauw Alejandroは、全14曲を披露。日本初とは思えない圧巻のパフォーマンスで会場を沸かせた。
登場前から歓声が上がり、「Espectacular」でダンサーと共に登場すると、キャノン砲から噴き出したテープとともに盛り上がりを見せる。「PUNTO 40」「PANTIES Y BRASIERES」では、レーザーや花火などのダイナミックな演出で日本のファンの心を一瞬で掴んだ。
MCでは、Rauw Alejandroが「Single ladies, イキマショウカ」「I love you!」と客席に呼びかけると会場から歓声が上がった。
写真=Marco Perretta
「NO ME SUELETES」では観客から手拍子が起こる中、キレキレのロボットダンスを披露。「Santa」「Party」「Desesperados」では、ステージ前方から炎が間断なく噴き上がる中、花火演出で会場を沸かせた。
Rauw Alejandroが「トウキョウ コンバンワー!」と挨拶すると、曲の間では「Japan! イッパイラーメンタベテマス、オイシイ~」「I love ラーメン! I love スシ!」と日本への愛を語った。
撮影可能楽曲「Pasaporte」では、無数のフラッシュが焚かれる中、ジャケットを脱ぎ捨て、バックダンサーとコミュニケーションを取りながら楽しそうにパフォーマンスを披露。
写真=Marco Perretta
「214」では着用していたサングラスを外し、セクシーな表情で歌い上げ、バックダンサーとともに男女に分かれてアクロバットなダンス対決も。ダンスナンバー「LOKERA」では、会場を照らすカクテルレーザーと燃え盛る炎の中、軽やかなステップで会場を魅了し、ラストの「BABY HELLO」でもアクロバットなダンスを披露して、最後まで会場を沸かせた。
彼は、「アリガトウゴザイマス! トーキョー! Japan!」「See you next time!」と再会を誓いステージを後にした。
写真=Marco Perretta
初めにバンドメンバーとダンサーが会場を盛り上げると、Rita Oraがヒョウ柄のセクシーな衣装で登場。1曲目の「Ritual」では、クラップで観客を煽り、「Here we go!」の掛け声で会場のボルテージは一気に上がった。
「コンニチハ~!」と観客ににこやかに手を振り、「I Will Never Let You Down」では、赤い光で染まった会場で飛び跳ねる観客とともに一体となったパフォーマンスを披露。
MCの後、人気曲「Your Song」では、コーラス隊とともに染みわたるような美しい歌声で観客を魅了した。大人の愛の駆け引きを歌った「Black Widow」では、ドラム・サックス
の見せ場やRita Oraとダンサーとの躍動感ある激しいダンスに会場が熱狂。
ドラムンベースの低音が印象的な定番ソング「Hot Right Now」では、Rita Oraの身体を反るパフォーマンスに歓声が上がる。
最後は世界的な人気曲「Lonely Togethr/Anywhere」を披露、最後までウィンクやハートマークで観客を魅了した。
途中では、突如出演アーティストがカメラに向かって手を振る姿が映ると、転換中にも関わらず会場から歓声が上がった。
出演アーティストブースでは、アーティストのポスターと共に自撮りをするファンで賑わいを見せた。来場者の思いの丈をしたためたメッセージボードには、ファンから愛のこもった沢山のメッセージが綴られた。
ライブの帰り際には、アーティストからのメッセージがサプライズで掲出されるなど、入場から退場まで「Coke STUDIO」ならではの世界観が体感できた。