「光る君へ」第40話は9・8% 裏番組CS好調が影響 2度目の番組1桁も「一条天皇ロス」など反響
2024年10月21日 09:55
芸能
試合は、負ければ敗退の巨人が1―0で勝利。試合終了は午後8時40分で、瞬間最高視聴率は同時刻の16・0%だった。男性年配層「M3(男性50~64歳)」「M4(男性65歳以上)」が野球に流れた。
この日オンエアがなかった日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」(日曜後7・58)は通常10%前後。2桁割れの時もある。
この日のテレビ朝日「ポツンと一軒家」(日曜後7・58)は、ほぼ通常通りの11・4%だった。
配信全盛の時代となり「リアルタイムの世帯視聴率」は急激に低下。ゴールデン帯(午後7~10時)の総世帯視聴率(HUT、関東地区)は2021年=58・0%、22年=52・8%、23年=49・6%(いずれも年間平均)と8・4ポイントも激減。これに伴い、ほぼ全番組の数字がダウンしている。
大河ドラマも年々、配信サービス「NHKプラス」「NHKオンデマンド」による視聴が増加。「光る君へ」初回(1月7日)の「NHKプラス」視聴数は、この時点で同局の全ドラマの中で過去最多をマークした。午後6時からのBS先行放送を選ぶ大河ファンも多い。
第40話は「君を置きて」。まひろ(吉高由里子)の書く“光る君の物語”が相変わらず宮中の話題になる中、一条天皇(塩野瑛久)が体調を崩し、不穏な空気が漂い始める。占いによる不吉な予兆が藤原道長(柄本佑)に報告され、次期皇位をめぐる公卿たちの動きが加速。中宮・藤原彰子(見上愛)が一条天皇の容態を心配し、まひろが付き添っていると、現れた道長に対して彰子が感情をあらわにし…という展開だった。