泉房穂氏 静岡県警本部長が袴田巖さんに直接謝罪に「検察の畝本直美検事総長こそ、直接に謝罪すべき」
2024年10月21日 14:11
芸能
同席した袴田さんの姉ひで子さん(91)は「もう運命だと思っています。今更、警察に苦情を言うつもりはありません。今日はわざわざおいでくださりまして、ありがとうございました」と応じた。
袴田さんは66年に県警に逮捕され、80年に死刑が確定。再審公判で静岡地裁は先月26日、捜査機関の証拠捏造を指摘し、無罪判決を言い渡した。
泉氏は「『静岡県警本部長が袴田巖さんに直接謝罪』とのニュースだが、検察の畝本直美検事総長こそ、直接に謝罪すべきではないのか。証拠の捏造が事実認定されたにもかかわらず開き直り続けるとは、検察のトップの取るべき態度ではない。最近の検察はどうかしてしまっている」と自身の見解をつづった。
畝本直美検事総長はこれまでに控訴断念を表明した談話で「結果として相当な長期間にわたり、法的地位が不安定な状況に置かれた。申し訳なく思う」としている。