クドカン快挙!「ギャラクシー賞」3クール連続受賞 「ふてほど」「季節のない街」に続き「新宿野戦病院」

2024年10月21日 12:00

芸能

クドカン快挙!「ギャラクシー賞」3クール連続受賞 「ふてほど」「季節のない街」に続き「新宿野戦病院」
キャバクラ嬢たちと共にフォトセッションを行う(左から)生瀬勝久、柄本明、小池栄子、仲野太賀、濱田岳(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 放送批評懇談会が選ぶ「2024年9月度ギャラクシー賞月間賞」が21日に発表され、宮藤官九郎氏(54)が脚本を務めたフジテレビ「新宿野戦病院」が受賞し、3クール連続の月間賞を受賞する快挙を達成した。
「新宿野戦病院」は、宮藤氏にとって初めての医療ドラマ。女優小池栄子と俳優仲野太賀がダブル主演した完全オリジナル脚本。

 ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図を、新宿・歌舞伎町の病院「聖まごころ病院」を舞台に“命”をテーマに、ときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たちを描いた。

 選評も「ラスト2話の『コロナの次のウイルス』の取り上げ方が秀逸だった。コロナ禍の反省が生かされないまま新しいウイルスに対応する様子が“変われない日本”への痛烈なメッセージになった。トー横、ホストクラブ、キャパクラ、路上生活者、在留外国人など、新宿の今の空気を切り取っており、後々見ても貴重な作品になるだろう」と絶賛した。

 宮藤氏は、昭和のダメおやじの不適切発言が令和の停滞した空気をかき回した1月期の「不適切にもほどがある!」で3月度ギャラクシー賞月間賞を受賞し、続く「季節のない街」で6月度ギャラクシー賞月間賞を受賞。「新宿野戦病院」の受賞で、3期連続受賞の快挙を達成した。

この記事のフォト

おすすめテーマ

芸能の2024年10月21日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム