ネイマール全得点演出!ブラジル悲願へ3発王手
2012年08月09日 06:00
五輪
ブラジルが悲願の金メダルに王手をかけた。序盤こそ韓国に押される場面もあったが、前半38分に速攻から先制点。ペースを握った後半も2点を加え、88年ソウル五輪以来の決勝進出を決めた。
FWネイマールは先制時に起点となり、DFを引きつける動きでゴールを演出。2点目をアシストするなど全得点に絡み「経験豊富なチームで決勝へ備えてきた。金メダルが欲しい」と訴えた。
期待の攻撃陣は5戦15発と好調。2得点のFWレアンドロ・ダミアンは通算6得点で得点ランク首位浮上も「個人記録は気にしてない。金メダルが重要」とチーム成績へのこだわりを口にする。
兼任するA代表監督で批判され、五輪の結果次第で解任の可能性が報じられていたマノ・メネーゼス監督はメキシコとの決勝に向け「楽観的な考えはない。選手も浮かれていない」と強調。王国が初の五輪制覇に挑む。