さくらジャパン延長制し9位 北京より順位1つ上げた
2012年08月09日 06:00
五輪
日本は前半27分に先制を許したものの、後半28分に村上藍(27=ソニー)のゴールで追いついた。どちらかが得点した時点で勝敗が決まるゴールデンゴール方式の延長後半には、ペナルティーストロークから再び村上が決勝点を奪った。村上は「1次リーグからいいところがなかった。最後のシュートはみんなの気持ちがつながった。いつもの感覚で思い切り打てた」と振り返った。
3大会連続出場の今回は04年アテネ大会の8位を上回るメダル獲得を狙った。しかし、1次リーグで初戦の英国に0―4で完敗し、結局1勝1分け3敗。三橋亜記(22=コカ・コーラウエスト)は「いかに決定的な場面でいい仕事をするかが課題。ほかの国際大会とは全く違った」とがっくり。6試合で6得点と決定力不足に泣いた。
ロンドンではホッケー以外の日本女子球技はメダルを獲得したサッカー、卓球、バドミントン、準決勝に進出したバレーボールと大活躍。屈辱のさくらジャパンは4年後のリオデジャネイロ五輪で巻き返しを誓った。