転倒接触から励まし合い…美しき「五輪精神」で異例の救済措置

2016年08月18日 05:30

五輪

転倒接触から励まし合い…美しき「五輪精神」で異例の救済措置
転倒した米国のダゴスティノ(左)に、立ち止まり手を差し伸べたハンブリン(AP)
リオデジャネイロ五輪陸上・女子5000m予選
 予選2組で転倒するなどして大きく遅れてゴールした3選手に救済措置が取られ、決勝に進出した。

 レース中にハンブリン(ニュージーランド)とダゴスティノ(米国)が交錯し、転倒。先に立ち上がったダゴスティノがハンブリンを助け起こすなどし、2人はレースを続行した。ハンブリンは「最初は何が起きたのか分からなかった。その後、肩に手を添えられて、これは五輪だからゴールしなきゃ、と言われた。これこそが五輪精神そのものだと思った」と感謝。

 さらにウェンス(オーストリア)も転倒で妨害されたとして、決勝進出が認められた。

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