パラ入場券、販売はまだ12% 財政苦しく影響懸念
2016年08月18日 08:38
五輪
組織委によると、パラリンピックの入場券販売は開幕100日前の5月30日時点で総数250万枚のうち約3割の72万枚が売れたと公表していた。そのうち50万枚は、リオ市が購入した上で地元の学生や公務員に無料配布する計画だったが、行政機関が選挙年に財産などを無償で分配することを禁じる公職選挙法に抵触するとして差し止められたという。
資金難の影響で組織委から参加国・地域に向けた支援金も遅れており、国際パラリンピック委員会(IPC)は「多くの国が大会に参加できなくなる恐れもある」と焦りを募らせている。(共同)