登坂絵莉、残り13秒から大逆転金メダル「もうここしかないと」

2016年08月18日 05:46

五輪

登坂絵莉、残り13秒から大逆転金メダル「もうここしかないと」
<女子レスリング48キロ決勝>金メダルを決めた登坂はガッツポーズ
リオデジャネイロ五輪 レスリング女子48キロ級決勝
(8月17日)
 レスリング女子フリースタイル48キロ級で世界選手権3連覇中の登坂絵莉(22=東新住建)が決勝でマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)が終了間際の猛攻で逆転し、初の五輪で金メダルを獲得した。

 1―2とリードされ、残り時間は13秒。登坂はタックルで相手の足を取ると、執念で倒してバックに回り3―2と逆転。敗戦濃厚の場面から劇的勝利に「良かったです。いろんな人の顔が浮かんで…。本当に感謝です。一番は応援に来てくれて、ずっと弱い時から信じてくれた家族です。(終了間際に足をつかみ逆転し)もうここしかないと思って、これで取れなかったら後悔すると思って、力入れて取りました」と執念の金メダルを強調した。

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