石破茂氏 岸田首相の決断を受け、総裁選出馬に向け「責任を果たしたい。それなりの覚悟をしている」

2024年08月14日 14:41

社会

石破茂氏 岸田首相の決断を受け、総裁選出馬に向け「責任を果たしたい。それなりの覚悟をしている」
石破茂氏 Photo By スポニチ
 岸田文雄首相(67)は14日、官邸で記者会見し、9月の自民党総裁選に立候補しないと表明した。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件について「残されたのは自民党トップの責任だ。私が身を引くことでけじめをつけ、総裁選に向かいたい」と責任を取る考えを示した。岸田内閣は2021年10月の発足から3年で退陣する。自民党は首相の表明を受け、総裁選で後任を選出する。
 9月の総裁選には、小泉進次郎元環境相、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相の「小石河」のほか、茂木敏充幹事長、小林鷹之前経済安全保障担当相、高市早苗経済安保担当相らが出馬に意欲を見せている。今後、首相後継を巡る党内の動きが活発化する。

 石破氏は14日、岸田首相が党総裁選への不出馬を表明したことを評価した上で「各議員の判断に大きな影響を与える。できるだけ同じ志を持つ方にご賛同いただきたい」と述べ、自身の総裁選出馬に向けた準備を急ぐ考えを示した。立候補に必要な推薦人20人が集まれば「責任を果たしたい。それなりの覚悟をしている」とも語った。

 また、高市氏は「急なことで驚いたが、2025年度予算の概算要求もあるので、最後まで首相をしっかり支える」と述べた。

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