小林潤志郎 誇りの弟・陵侑「2位でも凄い!実は男子ジャンプが凄いんだぞっていうのを見せられた」

2022年02月12日 23:08

ジャンプ

小林潤志郎 誇りの弟・陵侑「2位でも凄い!実は男子ジャンプが凄いんだぞっていうのを見せられた」
ラージヒル決勝での小林潤志郎のジャンプ(ロイター) Photo By スポニチ
 【北京五輪第9日・ノルディックスキージャンプ男子ラージヒル決勝 ( 2022年2月12日    国家スキージャンプセンター )】 男子の個人ラージヒル(ヒルサイズ=HS140メートル)決勝が12日に行われ、個人ノーマルヒル金メダルを獲得した小林陵侑(25=土屋ホーム)が銀メダルを獲得した。佐藤幸椰(26=雪印メグミルク)は15位、小林潤志郎(30=雪印メグミルク)は24位、中村直幹(25=フライングラボラトリー)は29位だった。
 24位でラージヒル2本のジャンプを終えた小林潤志郎は「2本目はタイミングが多少遅れたけど、良い流れで飛べた。ラージの方が飛びやすいので、2本そろえられることができればなって思う」と振り返った。そして弟・陵侑の銀メダルについて「本当、頑張ったと思う。2位でも凄い」と自分のことのように喜びを口にした。

 弟のノーマルでの金メダルに続き2個目のメダル獲得が日本ジャンプ界に与える影響を問われた潤志郎は「めちゃめちゃデカいと思うし、やっぱり、男子ジャンプが今まで陰に隠れていたので、実は男子ジャンプが凄いんだぞっていうのを見せられたと思う」と語り「このまま団体戦でもメダルを獲って帰れれば。僕らも良いイメージで団体戦に向けられると思うので、しっかり4人で良いジャンプを2本そろえていければ。頑張ります。もっともっと頑張ります」と団体戦での活躍を誓った。

 最後に18年平昌からの4年間を振り返り「いや~、本当に波というか、大変だったけど、今回個人戦が終わってみて、4年後も挑戦したい気持ちになった。今後も頑張っていきたい」と34歳で迎える4年後の五輪をしっかりと見据えていた。

 ◇小林 潤志郎(こばやし・じゅんしろう)1991年(平3)6月11日生まれ、岩手県八幡平市出身の30歳。岩手・盛岡中央高、東海大出。14年雪印メグミルク入社。18年平昌五輪は弟・陵侑とともに初出場。19年世界選手権で団体銅メダル。W杯1勝。1㍍68、56㌔。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2022年02月12日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム